2016年9月6日(火)
息子くんへ。
今、ちょうど君を寝かしつけたところだ。さっきまで寝ている君を抱きながら、15分ほど瞑想をしていた。そんなことをしたのは今日が初めてだよ。今まで瞑想はリカパパと一緒によくしていたけど、君を抱きながらってのは考えつかなかった。でも、おふろのあとのミルクのあと、君を抱いていたらなんだか、一緒にやってもいいかなって思ったんだ。そして、その瞑想の間、ふと思いついて、なんだか未来の君に手紙を書きたくなって、書くことにした。
手紙っていっても、なにか特別なことや内緒の話を書くわけじゃなくて、日記みたいに、日々、なにがあったかを書きたいと思ってる。今までもこのブログで日記のようなものを書いてきたけど、未来の君にあてて書くほうが書きやすいなって思ったんだ。君が将来読みたかったら、自分がどんなふうに育ってきたか読んだら面白いだろうし、読みたくなかったら読まなくってもいい。
もしかしたら、未来の君は、こういうことする父親を「うざってーなぁー」とか「きもちわりぃなー」って思うかもしれないし、僕らの生活をブログに書くことが、いやに思うのかもしれない。ま、それをどう思おうが、君の自由だ。でも、そんなに大したことは書かないから、大丈夫だと思う。例えばさっきの瞑想中に感じたこんなこととか。
君はいつも僕の左肩に顔を乗せて、手を真横いっぱいに広げて寝るのが好きだ。というか、そのポジションだと、いつも5分ほどで、ころっと寝てしまう。前から気付いていたけれど、きっと僕の左側だと、心臓の鼓動が感じられて安心するんだろうね。さっき、瞑想しているときは、みつパパもそれを感じていたよ。15分も一緒にくっついてると、君との鼓動の早さは違うはずなのに、途中、どちらの鼓動かわからない感じがして、みつパパもとても心が落ち着いたよ。またやろうね。
それから、
今日はFarmor(ファルモル/おばあちゃん)に買ってもらった、ダイニング用の椅子に初めて座ったね。首がすわるまではと、いつもムーミンのバウンサーに座らされていて、それは床に近いから、パパ達やFarfar(ファルファル/おじいちゃん)が、ご飯食べてるときに、ひとり目線が合わなくって、いつも『こっち見てー』と言わんばかりに大きい声を発していたけれど、これで、一緒に食卓を囲めるね。初めてそれに座った今日、君はものすごく興奮して、みんなの顔を交代でみたり、その椅子についてるテーブルをバンバン叩いたり、ウサギタオルの耳を思いっきりかぶりついていたり、楽しそうだったね。あ、結局、元気な声出すんだね笑
とか、そんな程度のこと。
未来の君は、ちょっとませちゃったりなんかして、『そんなくだらないことブログで人に見せんなよ』とか思っているかもしれないけど、まぁ、そこは許せ、息子よ。でも、パパ達は見て欲しい、知って欲しいと思うんだ。
君が生まれて4ヶ月が経って、パパ達も親になって同じように4ヶ月が経った。パパ達は君が生まれる前は、自分たちが誰かの親になるなんて、不可能だと思っていた。だけど、実際なってみると、びっくりするほど毎日の生活は日常になっていって、すっかり当たり前の毎日を過ごしている気がする。
毎日のことがどうでもいいとか、つまらないとかって、思っているわけではないけれど、本当は特別な毎日が、いつのまにか当たり前の渦に巻き込まれて、忘れていってしまうような気がしている。そしてそれはもったいないなって思ってる。
だから、その、『ほんのちょっとした当たり前に見えるけど本当は特別な毎日』を残しておきたいと強く思っているし、僕らの日常がまだ日常じゃない人に、読んでもらって、未来の希望を持つために、少しでも役にたてばと思っている。
それに僕らの生活は、なにも隠さなきゃいけないような生活じゃないからね。君には、これからも堂々と胸を張って生きていって欲しいと思うし、ま、きっと君ならもうそうしているだろうけどね。これを読んでいる君がいまいくつかはわからないけれど、2016年のみつパパは、なんとなくそんな気がしているよ。
なんとなく、今日思いつきで書き始めて、いつまでつづくかわからないけど、できるだけ、書いていきたいと思っているよ。
I love you.
みつパパ
One thought on “これからふたりぱぱ日記を息子くん宛の手紙にしてみようかとおもいます”
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