森の中ですやすや眠る息子くん。

森の中ですやすや眠る息子くん。

2016年9月8日(木)

息子くんへ。

 

今日は、朝ごはんを食べてから、リカパパと君と三人でブルーベリーを摘みにいったんだよ。家のすぐ裏の森の、ほら黄色いバーの車止めがある道を入っていったところ。

 

9月にはいっちゃうと本当はブルーベリーはもう終わりの季節なんだけど、日本のおじいちゃんおばあちゃんにジャムにして送りたいなと思ってね。昨日、リカパパがひとりで森にチェックしにいってくれてて、まだ大丈夫そうだったから、今日は3人で来たっていうわけ。

 

家をでたときから君はずーっとあのワインレッドのベビーカーの中で寝ていて、森の中へはいってもすやすやと眠り続けてた。今日は昨日みたいに風が強くなかったけど、やっぱりもう秋って感じだったから、陽の当たるところにベビーカーを置いて、パパたちは森の中へはいってブルーベリーを摘みにいった。もちろん君が起きたら声が聞こえるところぐらいの範囲内でね。

 

やっぱりブルーベリーの時期には遅くって、たくさんはなかったけれど、そのかわり、粒の大きいブルーベリーだったし、なんとかジャムにするぐらいの量は採れた。

 

いつもベリーを摘み始めると、なんだか没頭しちゃって、頭真っ白になるっていうか、一種の瞑想みたいになっちゃうんだけど、たまに、君が起きてないかリカパパと交代で見にいきながら、結局1時間半ぐらいは摘んでたのかな。

 

その間、木々の葉っぱが擦れる音や、鳥の鳴きごえ、ちょっと乾いた枯葉のにおいなんかがして、まだそんなに冷たくないそよ風がたまに頬にあたる、そんな森のど真ん中。そこで君は本当に気持ちよさそうに寝ていたよ。すやすや寝る、って言葉がほんとうにぴったりだった。

 

「そりゃあ、気持ち良く寝れるよね、こんなとこなら。」

 

って、摘みながら、リカパパとそういうこと話してた。

 

スウェーデンへ来て約3ヶ月経ったけど、やっぱり違う国で暮らすというのはみつパパにとって大変だったりするし、リカパパもその生涯の半分近くをスウェーデン以外の国で住んできたから、浦島太郎のようになかなか大変だったりするみたい。

 

それでもやっぱり、パパふたりともが育児休暇をとって、このスウェーデンにきたのは、正解だったと思う。ベビーカーの中で眠る君は、まだなんにもわかっちゃいないんだろうけど、ここが安全で平和で穏やかな空気が流れてるのは感じ取っているのだろう。その姿をみて改めてそう思ったよ。

 

この育児休暇が終わればロンドンに戻るということは決まっているけれど、そのあとそのままロンドンに住み続けるのか、または違うところにいくのか、まだ今は決まっていない。きっと未来でこれを読んでる君はこのあとどうなったか知ってるんだろうけど。

 

とにかく今は、マインドフルネスでこの”いま”を大切に過ごして生きて、未来につなげていけたらなって、思っているよ。

 

 

I love you,

みつパパ