2020年5月6日(水)
息子くんへ。
今朝、幼稚園へ出かける時のこと。
今日はリカパッパがきみを送っていく予定だった。
まだベッドにいたみつぱっぱの隣に、きみは潜り込んできて、みつぱっぱにくっついてきた。
どうやら、リカパッパがきみに服を着せようとしたから、
きみは逃げてきたようだ。
最近、甘える時にきみがよく言う、
「ぼく、あなた、だーいすきよー」
とか言いながら。
しばらくして時計を見ると、結構な時間。
リカパッパがちょうどシャワーから出てきて身支度を始めると同時に、
みつぱっぱはきみの身支度を始めた。
が、しかしだ、
きみはみつぱっぱの腕からするすると器用に滑り出し、
部屋を走り回る。
お洋服をもって、きみを追いかけると、きみはみつぱっぱを指差し、
「ぼく、あなたすきじゃない!」
なんじゃそりゃ。
5分前に言ってたことと違うやん。
そして、まだパンツいっちょのリカパッパの足にしがみついて、
「Jag vill vara med dig」
(ぼくあなたといたい〜)
だって。
白目むいたわ。
リカパッパも負けじと足をするりと抜いて、
その隙に、みつぱっぱはきみをキャッチ。
服を着せている間も、気をそらせようと、
「今日は、リカパッパが送ってってくれるよー」
「自転車で送ってってくれるかなー」
「今日のダーギスのごはんなにかなー。」
なんて、しゃべくり倒しながら服を着せる。
まだ寝起きで、コーヒーチャージしてないみつぱっぱの頭は
なかなかついていってない。
とにかく、ほぼ同時に、リカパッパときみは身支度完了。
送り出した。
そんな天邪鬼、
かわいいんだか、にくたらしいんだか。
どっちでもいいけど、これも今しかない瞬間だなーって、
天の声が囁いてくる気がする。
Jag älskar dig,
みつぱっぱ
ps。昨日、きみのクラスの先生から話があるって言われて、何かと思ったら、夏休み明けの新学期から、きみは進級して、大きい子のクラスに入ることが決まったって。今同じクラスの大親友、テオくんとも一緒にね。たのしみだー。