新しいクラスにきた、不思議なお手紙

新しいクラスにきた、不思議なお手紙

2020年8月17日(月)
息子くんへ

夏休みが終わって1週間。
きみは新しいクラスにいる。
知ってるお友達もいるけど、知らない子の方が多そうだ。

でも、幼稚園の連絡帳アプリのブログを見ると、
今日からなんだか面白いことが始まったみたいだ。
やっぱり年長さん(4〜5歳)のクラスは違うなぁ。

どうやら、きみたちのクラスに一通の手紙が届いたらしい。
トリッグヴェと呼ばれるその子はお腹が痛いんだって。
クラスのみんなはお菓子を食べすぎたんじゃないかなんて突っ込んだらしいけど、どうやら違ったみたい。

トリッグヴェは、もうすぐ幼稚園が始まるみたい。
だけど、一人でいくのが心配でちょっと怖い、って手紙には書いてあった。

だから、クラスのみんなで、どんなときに自分が安心できるか、不安になるかってことについて、お話ししたんだって。

クラスのなかの一人の子は、宇宙組(きみのクラスね)が始まるって考えたら、お腹が痛くなったんだって。
でも、いまは、もう大丈夫だけどって。

でも、トリッグヴェは、どうやって列に並ぶのかとか、自分の名前が言えるかなとか、靴が濡れちゃわないかなとかって、不安になったんだって。

だからクラスのみんなで、そういうことをやってみようってことになった。

森に行くときにみんなで列になって、大きな声で自分の名前を行って、先生たちと握手をして。。。

そして森の木の間にあった、輪っかをとおったんだって。そこを通ると、勇気が出て、上手に踊れる輪っか。

そのあと、みんなもっともっとトリッグヴェからの手紙を読みたいって、なったんだって?

明日は、どうやったらクモを怖がらずにいられるかとか、立ったり座ったり走ったりすることを、練習するんだって。

そんなことをやってきたなんて、なんだか急にお兄ちゃんになったみたいだ。

これからもまたトリッグヴェからの手紙がくるんだろうね。

楽しみだ!

Jag älskar dig,
みつぱっぱ