息子くん、洗礼されるらしいです

息子くん、洗礼されるらしいです

 

 


こんにちは、みっつんです。いつも『ふたりぱぱ日記』を読んでいただきありがとうございます。こちら北スウェーデンからお送りしております。

 

息子くん、最近、この女握り(めにぎり)を覚えたようで、直したほうがいいのか、迷っている今日この頃。

 

 

 

そんな息子くん、今度、教会で洗礼式を受けることになりました。今日はそのお話。

 

 


進歩的なスウェーデン国教会

 

72.9%のスウェーデン人が教会員というスウェーデン国教会は、同性愛者牧師の任職を認めた上に、女性同性愛者エヴァ・ブルンネをストックホルム教区監督に選出するし、同性同士の結婚式も執り行うなど、世界中にあるキリスト教ルター派のなかでも最も進歩的と言われているようです。

 

 

ちょうど陽の長い6月から8月にかけてスウェーデン各地で、プライドフェスティバルが行われますが、スウェーデン国教会はパレードに一緒に歩いたりするのは先日もお伝えしましたが、専用のウェブサイトKyrkan på Pride (Church of Pride)などでも、その賛同を意思を示しています。そんな教会なので、ゲイパパの息子くんも歓迎してくれているというわけです。

 

リカの家族はそんなに信仰熱心というわけではないのですが、なんとなく昔からの伝統行事は好きな家族。リカの妹のふたりの子どもも洗礼式を受け、リカと僕も参加させてもらいました。

 

普段日曜の礼拝とか行かないけど、クリスマスのミサだとか、お正月のミサだとかそういう特別なときは行く感じ。この洗礼式に関しても、なんとなく、日本でいうお宮参りとかお初参りに近い感覚と言えるかもしれません。

 

そして、洗礼式のときには家族親戚が集まったりもするので、息子くんをみんなにお披露目するのにちょうどいいと、僕らの息子くんも、洗礼式をしてもらうことにしました。

 

 


スウェーデンの洗礼式(幼児洗礼)について

あまり詳しくはないのですが、リカ曰く、昔は乳幼児の死亡率が高く、すぐに洗礼を受けさせることが大事だったみたいです。じゃないと天国に行けなくなっちゃうからね。そして洗礼式では、正式に名前をつける、それをお披露目するという意味もあるということ。実際はFacebookやメールでご報告をしちゃってますが。笑

 

洗礼式を行う教会は、リカのおばあちゃんちの村にある小さな教会。まるで、ファイナルファンタジーとかに出てきそうな感じの村にある教会みたい。こじんまりとしていて、可愛い感じ。いつもクリスマスにはお邪魔しているので、馴染みもあるし、ここにしました。

 


*その教会の佇まい。 

 

さて、そうと決まると早速日にちをきめ、リカが電話をして予約! 電話では、使いたい聖歌3つ選んで、当日の式の流れを教会のホームページで確認しておいてね、と言われたので、少しずつ、準備しております。

 

その流れを確認してるとき、式の途中で、両親が何か言わなきゃいけないところがあるらしく、それがまたもちろんスウェーデン語で、しかも長い文章ときた! それを一緒に見てたリカのお母さんから、

 

「これ、ちゃんと言わなきゃだめよ」

 

と、普段優しいお義母さんの顔が、キリッと引き締まっていたので、ちょっと、プレッシャーです。。。

 

また、洗礼式の様子は別の機会にお伝えできたらと思っています。

 

 

それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。