こどもはみんな、星の王子さま。

こどもはみんな、星の王子さま。

2017年12月26日(火)

息子くんへ。

 

今日も、一日冷え込んだ。-16℃前後。

 

しかし今日も外へ出る。そして、昨日のつづき、スキーをやるのだ!

 

今日はリカパパの提案で、おうちの裏庭に、スキートラックをつくることにした。

 

スキーといえば、こちらは森の中を滑っていくクロスカントリー。

 

裏庭につもった雪にリカパパが一回スキーですべって、わだちを作る。

 

そのわだちがトラックとなって、きみはすべりやすくなるってわけ。坂じゃないしね!

 

ということで、トラックができたら、さっそくきみもスキーをはく。

 

きのうは3分でぽいっとストックを投げてしまったから、今日またやってくれるかなぁ、って思ったけど、結構ノリノリ。リカパパがスキーはいてるの見せてくれたからかな。

 

*きのうのようすはこちら

 

スキーをはいてないみつぱぱが、きみを抱きかかえて、トラックの上にのせたけど、きみはどうしていいかわかんない感じで、突っ立ってた。

 

でもそのうち、昨日も見つけたトムテ(サンタ)の足跡をゆびさして、

 

『だぁ〜』

 

と、指をさすきみ。そして、その足跡がつづく先にある生垣の隙間の方も指差す。

 

おととい見たトムテは、その隙間から裏の森に消えていったんだった。

 

『じゃ、またトムテいるか、見に行こうか?』

 

というと、

 

『でゅしゅっ!』

 

と、首を縦にふるきみ。

 

分厚い手袋のせいで、うまくストックがつかめないので、その場にストックを置いてくことに。パパたちと両手を繋いで、その足跡をたどって、生垣のほうへすすむ。

 

じょうずにトラックのうえを、ちょっとだけ歩くようにしてまえにすすむきみ。

 

生垣の隙間のまえまで来ると、『だーだー』と叫んで、あたまをちょんちょんと手でつつく。トムテのこと言ってるんだ。そこで、

 

みつ『トムテきてくれたねー。』

きみ『んだー。』

みつ『トムテどこいった?』

きみ『だー。』(と言って、隙間指差す)

みつ『もうトムテいないねー』

きみ『・・・(無言)』

みつ『え? トムテまだいる?』

きみ『んだー!』

みつ『え? いるのトムテ? あそこいる?』

きみ『ぃるーーーー』

 

??????????

 

え? まじ?

 

てか、『いるーー』って口で言ったのもびっくりだけど、本当になにか見えてる感じで、ずーっと生垣の隙間を見つめるきみ。

 

リカパパとふたりで、『まじでなにか見えてんじゃねーか?』ってひそひそ喋ってるあいだも、ゆびをさしながら『だーだー』言うきみ。

 

もちろんパパたちが言ってる言葉を、ただ繰り返したりしただけかもしれない。

 

けど、最近yesとnoの違いはわかってきてて、首を縦にふるか横にふるかで自分の意思を示すようになってるきみ。

 

だから、さっきの会話もちゃんと成立していて、本当にそこにトムテがいて、きみには見えてるんじゃないかと、思うようになってきた。

 

なんだか、星の王子さまをおもいだした。

 

 

友達をさがして星という星を渡り歩いた星の王子さまが、地球でであったキツネ。

 

お別れの時に、そのキツネがこんな言葉をおくったんだ。それはね、

 

『秘密を教えてあげるよ。とても簡単なこと。それはね、心で見るってことさ。大切なことは目には見えない。』

 

そしてこのお話を書いた作者は、物語に入る前の文で、こんなことも書いている。

 

大人は誰でも、最初は子どもだった。(でも、殆どの大人がそのことを忘れている。)

 

生垣の隙間を指差して、トムテを見ているきみを見ていて、あぁ、パパたちもこんなふうに子どもだったのかなぁ、なんて思った。やっぱりパパたちも自分たちが子どもだったことを忘れてしまっているね。

 

今日はパパたち、そこにトムテを見ることができなかったけど、きみの心の目を通して、そこにトムテがいるんだっていうことがわかって、嬉しかった。

 

きみにありがとうって、言わなきゃいけないなぁ。

 

毎日、きみに教わることばかりだ。

 

I love you,

みつぱぱ