もうすっかり大親友。

もうすっかり大親友。

2019年7月18日(木)

息子くんへ。

 

今日みつぱっぱが仕事に行く時のこと。きみがバルコニーから下の砂場をのぞくと、この前そこで知り合ったお友達がいた。二階下に住む、ふたりママのところの子だ。

 

 

2階下に住んでた、ふたりママ!!

そのエピソードはこちら。

 

 

「ハロー!」と言って手をふったきみは、ちょうど着替えの最中でスッポンポンだったのだが、そのまま一緒に砂場で遊ぶ約束を、ロミジュリ状態のままして、リカパッパときみは砂場に向かった。みつぱっぱは身支度を済ませると、砂場にいる君たちのところに挨拶だけして、仕事へと向かった。

 

夜7時に仕事を終えたみつぱっぱ。リカパッパに電話をすると、7時半頃から彼女たちの家におよばれして、一緒にフィーカをしようということになったと教えてくれた。みつぱっぱは家に帰ると、家に荷物を置き、二階下の彼女らの家へと向かった。

 

呼び鈴を鳴らすと、ふたりママのうちのひとりが出てきてくれた。軽く挨拶を済ませたかと思うと、中からきみとそこの子の女の子がふたりで駆け出してきて、

 

「コムヌー!」(こっちきてー!)

 

と、みつぱっぱの手を引っ張って早く中に入れという。なんかもうめちゃくちゃ楽しくって、テンションが高いのをビンビン感じる。靴を脱ぐ前に、今日初めて会ったもうひとりのママさんと挨拶をすると、みつぱっぱは中に入っていった。全くおんなじ間取りの部屋なのに、家具やインテリアが違うという感じが、とても不思議だった。

 

ちょうどその時、なぜだかわからないけれど、きみのお友達が、ちょっと恥ずかしそうに、

 

「フォーヤーエンクラム?」(ハグしてくれる?)

 

ってきみに、聞いた。おいおい、みつぱっぱが来る前に何があったんだい? その流れはわからなかったけど、きみがなんて言うのかなーと思って、見てみるときみはなんだか考えこんでいる。いや、そこはすぐハグでしょハグ! そして間を置いたあとに、

 

「ネイ!」(ダメ!)

 

って言って、断った。なになに? 恥ずかしかったの? 笑 よくわからないけど、結局きみたちは一緒に子ども部屋に入っていって、なんだか仲良く騒がしく遊んでる。その間、ふたりママとふたりぱぱ はお互い少しずつ知り合うように、話をしながらフィーカの準備。この時期は定番のいちごだ。

 

フィーカの準備ができると、パッパたちはアイスコーヒーをいただきながら、きみたちはリンゴンベリーのサフト(果実のシロップを水と混ぜて飲む飲み物)でフィーカ。いつもだったら、もっと欲しいってせがむ、いちごやクッキーがあるというのに、きみたちはフィーカも早々に切り上げて、ふたり手をつないで、また子ども部屋に戻っていった。その光景を見た時、みつぱっぱはものすごく幸せな気分になった。

 

3歳を過ぎて、お友達とちゃんとコミュニケーションが取れるようになっているきみの成長が嬉しかったのかな。それともこんなに楽しそうに遊んでる姿を見たのは初めてだったからかも。幼稚園にもお友達はいるかもしれないけど、ぱっぱたちは滅多にその様子を見れないしね。でもまだ一緒に遊ぶのは2回目だというのに、すっかり相思相愛という雰囲気。3歳児といえど、相性というものがあって、お友達になるのにも合う合わないってのがあるのかもしれないね。

 

そのうち、きみがオムツにうんちしたって気づいたパッパたち。オムツを持ってきてなかったから、自分たちの部屋に帰って交換しなきゃ、ってことになった。ついでと言ってはなんだけど、良かったらみんなでうちにもくる?ってことになって、ふたりママ家族もうちにくることになった。

 

うちにきたふたりママたちも、同じ間取りに違うインテリアってことで、「変な気分〜」と口々に言っていたのだけど、きみたちはそんなこと御構い無しに、子ども部屋に入っていって、次から次へとおもちゃをひっぱり出してくる。

 

途中、きみは疲れてきたのか、ぐずり出したりした。自分のおもちゃで遊ぶ時、なんか自分なりのルールがあるらしい。だからお友だちがそれと違う遊び方で遊ぶと、「そうじゃないーー」って言って怒ったりした。「そうやって遊んでも大丈夫なんだよ」って言っても、きみは聞かない。

 

ちょうどそのとき、ママさんのひとりが、それとはちょっと違うアプローチできみに語りかけた。するときみはちょっと違うことを考え始めたみたいで、自分の部屋にいって、違うおもちゃをお友達にみせようとした。

 

あああー、勉強になります。。。違うおうちの親さんのアプローチ、勉強になりますー。

 

とにかく、きみたちはまた仲良く遊びはじめて、ベッドに転がり込んだり、バルコニーに新しく買った物入れ兼ベンチの中に入って遊んだりした。

 

でもそのころにはもう9時半。いくら白夜で外が明るいからと言って、いつまでも遊んでいるわけにはいかない。お友達ももう帰る時間だということになった。だけど案の定、きみたちふたりはまだ遊びたいと言って聞かない。きみはさっきのこともあってか、また大泣きし始めてしまった。しかも今回はふたりが結託してるもんだから、これを引き離しておひらきにするのが難しそう。どうやら、きみたちは今からキッチンセットでお料理を一緒にするはずだったらしいのだ。

 

そこでパッパたちマンマたちは、ほんのちょっとだけ、お料理ごっこをしたら、バイバイしようという提案をした。そしたら、きみたちは嬉しそうに「ヤーーー!」と言った。きっと、バイバイするってとこは聞いてなさそうだったけど笑

 

10分ほど待った時、みつぱっぱは自分の帽子を、彼女たちのお家に置いてきてしまったのを思い出した。そこで、きみたちふたりにそのことを伝えて、一緒に取りに行って、そこでバイバイしようか、と提案した。するとふたりとも賛成してくれたので、気が変わらないうちにと、慌てて靴を履き、下へ降りていった。

 

そしてみんなで彼女らの部屋へ行き、みつぱっぱは帽子をとると、「ヘイドー(バイバイ)しておいで」ときみに言った。案の定、きみは「ネイ、ヤービルレーカメール(もっと遊びたい)」と拒否る。しかし今度泣いたのは、きみのお友達のほうだった。彼女ももっと遊べると思ったらしい。

 

そんなに別れがつらいふたりをみるのはパッパたちも辛かったが、もうこれは仕方ない。泣き叫ぶ彼女に別れを告げ、きみと一緒に部屋へ戻った。

 

部屋へ戻ると、きみは、これが今生の別れだったかのような悲しみで、また泣き始めた。

 

?

 

リカパッパが、優しく、きみを慰める。

 

そして少しずつ立ち直ったきみは、なんとか歯を磨くまで回復し、絵本を読むのはみつぱっぱだと指名し、ベッドへと向かった。

 

相当疲れていたのだろう、きみは絵本を一冊読んだところで、うとうとし始め、電気を消すと、あっというまに眠りについた。

 

いっぱい遊んで、いっぱい楽しかったんだね。

 

最後、お別れをしなきゃいけないのは辛かったけど、きっとそれはそれだけ楽しかった証拠。こんなに近くに、こんなに一緒にいて楽しいお友だちができたのは、本当に良かったね。

 

パッパたちも本当に嬉しいよ。

 

また、今度一緒に遊ぼうねー。

 

みつぱっぱ。

 

PS: 今日はね、日本でちょっと悲しいニュースがあった。パッパたちに直接関係があった訳ではないけれど、たくさんの人が亡くなったというニュース。しかも、その時は突然にやってきたらしい。亡くなった方達のことを思うと無念だし、その家族の方達の悲しみは計り知れない。そしてそれと同時に、そういうことがいつ自分の身にふりかかるかもしれないと考えた時、どうやってでもきみのことを全力で守りたいと思ったよ。そしていつも思うことだけれど、日常の毎日、1日1日、一瞬一瞬を、きみと大切に過ごしていきたいと思ったんだ。

Jag älskar dig…