みなさま
今日は、あの東日本大震災からちょうど10年が経った日ですね。
リカと僕もあの日は東京にいました。
お互いが連絡を取れない中、夜遅くに家に着き、先に帰っていたリカの姿を見て安心したことを覚えています。
しかし、その日の津波の映像や、翌日の福島第1原発の衝撃的な映像を見て不安になったり、
日本在住の外国人の方々が次々に母国がチャーターした飛行機に乗り、帰国をしていくのを見て、
リカとの関係はどうなるのだろうと、不安に感じたりもしました。
しかし、そういった不安を感じられるだけ、感謝をしなければならないかもしれません。
地震や津波で被害にあい、亡くなった方、そしてそのご遺族の無念さは、計り知ることはできません。
また、住み慣れた街を離れなければならなかった、福島の方の辛さも然りです。
あの日から10年が経った今、僕にできることはなんだろうと考えます。
いろいろ考えをめぐらせますが、なかなか思い浮かびません。
ただひとつ言えることは、あの日の地震と福島の事故を忘れないということ。
そして、今自分に与えられた命を、精一杯生きること。
過去を塗り替えることはできないけれど、今という瞬間を1秒1秒大切に生きていくということ。
僕の名前、みっつんは本名が光雄というところから来ています。
今は遠く離れたところに住んでいますし、
新型コロナの影響ですぐに日本にいける状態ではありませんが、
日本のみなさまに、少しでも『光』をお届けできるよう、毎日を過ごしていきたいと思っています。
あの地震に関連し被害に遭われ亡くなった方の愛と光も、きっと遺された方々の中で輝き続けていることと思います。
それを大切に繋げていけるよう、微力ながら遠くからお祈りしています。
2021年3月11日
スウェーデンより
ふたりぱぱ
みっつん