みずたまりじゃぶじゃぶが、一番のお気に入り。

みずたまりじゃぶじゃぶが、一番のお気に入り。

2018年6月24日(日)

 

息子くんへ。

 

朝目覚めると、そこはキャンピングカーのなか。

 

箱のようなキャンピングカーにうちつける雨の音で目が覚めた。

 

今日は結婚式だというのに、予報通り、どしゃぶりの雨。

 

しかし、夢うつつのなか、あったかいベッドの中でその雨音を聞くのは心地よかった。

 

いつもよりずいぶん遅い時間に起きて、3人で食事をとって、コーヒーを入れる。

 

キャンピングカーの中のコンロでお湯を沸かして入れるコーヒーは、ワクワク感が隠し味となっているのか、いつもより美味しい。

 

だけど、リカパパはちょっと調子が悪そう。頭が痛いんだって。

 

午後は結婚式があるし、ゆっくり休んだほうがいいんじゃないということで、リカパパはまたベッドに戻った。

 

外はまだ重たい曇り空だけれど、雨はやんでいた。

 

しっかりと着込んで、きみとみつぱぱは外に出ることにした。

 

そこらじゅうにできた泥だらけの水たまりを見つけるたびに飛び込んでいくきみ。

 

ほんとうは防水のズボンを履かせたかったんだけど、外に行くと決めたらもう頑として聞かず、ふつうのジーンズででてきたきみ。

 

濡れちゃうなー、って思いながらも、しょうがないよね。だって楽しいんだもん。

 

そのまますぐ裏の森へ入っていく。森の小径もすっかり水たまりだらけ。

 

きみは満面の笑みを浮かべ、水たまりに向かっていく。

 

そこにはいる直前、一瞬こっちを振り返り、なにか言いたげな表情を浮かべてから、水たまりに入っていくきみ。

 

「見て見て、いまから入るよっ!」

 

って感じなんだろうか。

 

入るときは、

 

「ホッパホッパ!」(ジャンプジャンプ)

 

って言いながら飛び跳ねて、水たまりにはいっていく。

 

森の中には、狩り用の物見やぐらなんかもあって、きみはひとりで器用に登って行った。

 

そして森のそこらじゅうにいろんな種類の動物のフンが落ちていて、それを見つけるときみは、お尻のあたりを自分でペンペン叩きながら、

 

「ワイサー!」(バイサ=うんち)

 

って叫ぶ。

 

ちなみにこれはおそらくトナカイのフン

 

とちゅうで松ぼっくりを拾ったり、手についた泥をパパに見せにきたり、ちょっと寒かったけど、なかなか楽しい散歩になった。

 

キャンピングカーに帰るころには、きみのジーンズはすっかりびしょびしょ。

 

中に入って着替えると、その物音を聞いて起きてきたリカパパがちょっとすっきりした顔を見せる。

 

簡単なパスタを作ってる間に、リカパパの弟、きみのファルブロがきた。

 

 

ゆっくり食べて、またビールを開けて飲みながら、結婚式にいく準備に追われる。

 

今日は3人で蝶ネクタイをする予定だ。

 

そんなに気合をいれたわけじゃないけど、ちょっとこうやってオシャレするのは楽しいね。

 

会場までは歩いていける距離。

 

また雨が強くなりはじめて残念だけれど、ま、仕方ない。

 

きみをベビーカーに乗せて、会場へむかった。

 

 

I love you,

みつぱぱ