2016年12月26日(月)
息子くんへ。
北スウェーデンの冬、12月はまだ雪が少ないということだけど、クリスマスイブの日から、毎日雪が降りつづけ、近くの森も、目の前の道も、ずいぶんと積もった。
今日は、クリスマスで食べてばっかりだったみつぱぱは、すっかりお腹がおもたくなっちゃったからとおもって、朝ごはんのあと、でっかいバギーとよばれるベビーカーで、君とお散歩に行くことにした。君のいとこのお姉ちゃんもついてきた。
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気温がー8℃だったんだけど、そうすると、落ちてきた雪もなかなか溶けないパウダースノー。スノボだったら絶好のコンディションかもしれないけど、バギーを押して歩くとなると、なかなかの重労働だ。
途中で、ももの筋肉使ってんなぁ〜ってしっかり感じるぐらいだし、厚着してきたのを後悔するぐらい体がほかほかになった。
君も羊の皮を敷いたベビーカーの中で、ダウンのオーバーオールにくるまれ、帽子も目深にかぶり、ぐっすりと眠っていた。
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散歩の途中で、ご近所のママさんと会った。いつもおうたの会で一緒になる方。彼女もそのお子さんと一緒に散歩されていて、クリスマスの挨拶とほんのちょっとのおしゃべりをして、バイバイした。
すると今度は向こうから、子どもふたりをそりにのせ、夫婦でそれぞれひとりずつ引っ張って散歩しているご夫婦にもすれちがった。そのパパさんはいつもおうたの会にお子さんを連れて来てる方。ママさんには初めてお会いした。
その方とも軽く会釈をしたあと、家に帰ることにした。
その道中、なんか懐かしい感じがした。近所の人と、顔見知りになって道端で挨拶するなんて、久しぶりだった。その感覚が懐かしい感じだった。
いままで東京とロンドンという大都会に、合わせて10年以上住んでいて、たくさんの友達ができたけど、ご近所さんはできなかった。逆に言うと、ご近所さんとよろしくやらなくっても、友達がいっぱいできるってことでもあるんだけど。
帰り道も、まわりの家々をみながら、ここはあの親子が住んでる家、こっちはあの親子の家、っていうふうに思いながら、歩いたりしてる。
そうやって思うと、ここで知り合ったご近所さんは、みんなおうたの会だったり、君づたいで知り合いになったご近所さんだ。君のおかげで、いろいろ世界が広がっていくようで、ありがたいよ。
ここに来て半年。ぼくらがここにいるのは一時的ではあるんだけど、きっとこれから先、違う場所に住んだとしても、夏の休暇や、クリスマスのときはここに帰ってくるだろうから、そこに友達ができたというのは嬉しいことだなって思う。
でもそれと同時に、これからさき、君の友だち作りのことも考えると、腰を下ろす場所も、考えていかないとなーなんて思ったりしたよ。
ところで、散歩から帰って来たら、リカパパが君がのるソリを準備していた。
お家の前の坂を使って、君の初めてのソリ遊び。君はなんだかわけわからず、ぽかんとしていたけど、まわりをきょろきょろみて、地面の雪を触ろうとしてたぐらいのリアクションだったけど、ま、少しずつ慣れてきたら面白くなると思うよ。
あ、でも、最後に乗った時、引張ってたリカパパが止まったら、新雪すぎて、そりが急ブレーキみたいにとまっっちゃって、君が、ズボっと前のめりに飛び出して、顔から雪の中に突っ込んでた。
新雪で柔らかかったのは幸いだったけど、冷たかったんだろうね。思いっきり泣いてたよ。でも、またこれにこりずに雪遊びしよう。
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I love you,
みつぱぱ
