プール、そして、いたいのいたいのぽーーーーーい

プール、そして、いたいのいたいのぽーーーーーい

2017年12月6日(水)

息子くんへ。

 

玄関の扉を開けると、一気にパン屋さんのようないい香りにつつまれた。その香りはサフランの香りでもあって、いかにもスウェーデンのクリスマスが近づいてきたんだなって感じだった。

 

ファルモルが、今日は一日中かけて、クリスマス用のクッキーやら、ケーキやら、パンを焼いていた。

 

プールから帰ってきたきみとみつぱぱは、少しだけ味見がてらのおやつをいただいて、ご満悦。

 

 

そして簡単な夕飯をみんなで食べて、食後のフルーツを食べているときだった。

 

突然きみが、頭を触りだし、その触った手でなにかを投げる仕草をした。

 

それをみつけたファルモル、それがなにかを聞いていた。

 

なんだろうとおもって見ると、なるほど。あれだ。

 

それは今日プールに行ったときのこと。

 

 

すっかり水にも慣れて、あたまの先まで水に潜れるようになったきみ。

 

プールの端っこからみつぱぱにジャンプしてそのまま水にダイブしたり、プールの端っこと端っこをタッチしながら、その間を行ったり来たりして、いっぱい笑って楽しかったきみ。

 

楽しすぎて、ちょっと興奮気味だったのか、シャワー室でみつぱぱが自分の体を拭いている間、走って滑って転んだきみ。

 

うまい転び方、というか、一回しりもちをついて、そのまま後ろにゴロン。頭は最後にコツンと転んだ程度だったのは、不幸中の幸い。

 

でも、なにより驚いたきみは、そこでギャン泣き。

 

シャワー室もすごい広いくて、ものすごくひびきわたるきみの声。

 

抱きかかえて、頭をなでなでしたけど泣き止まない。

 

こういうときは、もちろんお決まりのあれ。

 

『いたいのいたいの飛んでいけ〜』だ。

 

頭をかるくさすって、『ヒョイ!』っとかなんとかいいながら、握りこぶしをつくってきみに見せる。

 

『いたいのいたいの、もう取っちゃった! じゃ、これポイしちゃうね』

 

っていうと、一瞬泣き止むきみ。そのままその拳をふりあげ、とおくの窓のほうへ、

 

『ぽいっ! ヘイドー(スウェ語でバイバイっていう意味)』

 

っていって、手をふると、笑い出すきみ。

 

もういっかい同じことやって、また笑う。

 

そのうち、自分でも、頭に手をやって、ポイって投げるふりをする。

 

元気になったのはよかったけど、更衣室に行ってからも、また走り回るきみ。そして今度は前に転ぶ。さすがに泣きはしなかったけど、

 

『学んでねーなこいつ』

 

と、みつぱぱは思ったよ。

 

 

ま、でも、

 

 

いたいのいたいの、ぽーーーい

 

は、しっかり学んでいたみたいで、食卓をかこんでいるときに、きょうこんなことがあったんだよって、ファルモルやファルファルに言いたかったのかもね。

 

 

いたいのいたいの、ぽーい!

 

 

I love you,

みつぱぱ

 

ちなみに今日は夜になって、-23℃を記録。今年はけっこう寒い日がおおいねー。