2018年3月27日(火)
息子くんへ。
ここ北スウェーデンはすっかり春だ。
といっても、気温はまだ氷点下だけれど、とにかくあかるい。
週末にはサマータイムにもなった。
日の出は朝6時、日の入りが夜7時だ。
寒くても明るいというだけで人間は元気になれる。
そしてその陽の光は屋根の雪をみるみるうちに溶かしていき、
その雫はつららをかたち作っていく。
ここ数日、お散歩したり外で遊んでいると、そのつららを取っては一緒にあそぶ。
つららどうしを、軽く打ち付けて、澄んだ音のするのを聞いたり、
陽の光であたたまったガレージの小さな鉄の扉に、それで絵を書いたり、
つららは魔法の杖となって、きみはハリーポッターになったりする。
きみがそのつららを持って、くるくる手を動かすと、
パパはたちまち、片足をあげて動けなくなってしまう。
それを見てきみは笑う。
しばらくしてまたきみが手をくるくるすると、
パパたちの固まった体は自由に動くことができるようになる。
それを見て、またきみは笑う。
今年は日本に行っていたせいもあって、あまり雪で遊んでないね。
まだまだあと一ヶ月は雪が残っているだろう。
今週末のイースター休暇は、ひさしぶりに北極圏の中のサマーハウスに行く予定だ。
むこうはもっと雪もたくさん残っているだろう。
きみのはとこたちも集まる予定だ。
またたくさん外で遊ぼう。
楽しみだね。
I love you
みつぱぱ
