みなさん、こんにちは。いつも『ふたりぱぱ日記』を読んでいただきありがとうございます。
お気付きのかたもいらっしゃるかもしれませんが、トップに表示されるタイトルロゴが新しくなりました!
どうですか? みなさん気に入っていただけますでしょうか? ちょっとふたりとも実物より相当カッコよく描いていただいちゃって、僕はほんとうに嬉しいです。
6月にこのサイトの名前を変更してから、サイトの雰囲気も自然と少しずつ変わってきていて、タイトルロゴも変えたいなと、常々思っていたのですが、今回とても素晴らしいデザイナーさんにお願いすることができました。今日はその方との出会いのお話。
そのかたは、おのはるさん(@ono_hal)といって、東京で子育てするLGBTとその周辺をゆるやかにつなぐ【にじいろかぞく】のメンバーのかた。にじいろかぞくのHPの管理人もされているそう。
【管理人オノについて】
東京在住。
法的にはバツイチのシングルマザーながら、同じく子連れの同性パートナー(Xジェンダー?)と出会い、現在LGBTのステップファミリー生活中。
あるとき彼女のイラストをみる機会があり、そのやわらかく、あたたかい雰囲気のイラストが好きで、忙しいところ無理を承知でお願いしたところ、心よく引き受けてくださいました。
そんな彼女との出会いはツイッターがきっかけでした。
昨年9月にリカと日本に一時帰国していたのですが、僕のツイートから僕らが日本にいるということがわかり、おのはるさんから『代理母出産について会って話をうかがいたい』という旨のメッセージをいただきました。
僕らの滞在も残り数日で、実は時間が厳しかったのですが、僕自身も日本のLGBT家族に関してとても興味があったので、ちょっと予定をずらして、お会いすることにしました。場所は二丁目のココロカフェ。
ツイッター経由で人と知り合うという経験がほぼ皆無だったし、代理母出産のことについて聞かれるということに、かなり緊張していたことを覚えています。
おのさんは、僕に会って話を聞きたかった理由を、はじめにお話してくれました。
ひとつめは、『にじいろかぞくにゲイの方からの問い合わせが増えてきたけど、答えられないから、実際に子どもを持とうとしているゲイのひとに話を聞きたかった。』というのと、ふたつめは『代理母出産はとても批判が多いことであると同時に、それに関する情報が少なくって、否定も肯定もできないから、もっと情報が知りたい』ということだったと思います。
そんなおのさんは、『もう聞きたいことたくさんある!』といったかんじで、ものすごいたくさんの質問をどかどか浴びせてきたのです。でも、それぜんぜん嫌なかんじじゃなくって、それに答えていくうちに、自分でもものすごく熱がこもっていったことを覚えています。なんていうか、答えてるこっちが『楽しい!』と思うくらいに。
そんなふうに思えたのも、おのさんの『なんでだろう?』とか『不思議だ』とかいう質問は、他人をジャッジしたり、ものごとの良い悪いを判断するための材料を探すためではかったから。
そして、彼女の純粋に『知りたい』という気持ちと、社会の中にすでにいるLGBT家族について先入観や枠組みにとらわれないで考えていきたいという気持ちが、僕の波長に響いたんだなって、おのさんとのおつきあいが少し長くなった今となっては思えます。
そして、おのさんも自らの経験をたくさんお話してくれました。正直それまでは、レズビアンの方と話す機会ってそこまで多くなかったし、ステップで同性のパートナーと子どもを育てている人が日本にいるってことも、想像していなかったので、ものすごい驚きと同時に、なんか嬉しいっていう気持ちがむくむく湧いてきてました。
おのはるさんと出会うまで、子育てをする LGBTの人と話すという機会が少なかったし、あっても海外の方で、英語で話さなきゃいけなかったから、こんなふうにしてお互いの経験をシェアして、ざっくばらんにはなしができるというのは楽しい、と思えたんだと思います。
その後、僕はロンドンに戻ったのですが、そのにじいろかぞくさんと、ゲイの精子提供を考える団体GDさんと一緒に子どもについてお話しするシリーズイベント、“子どもについてどう思う?”、を立ち上げのころから誘っていただき、共催させていただくまでになりました。(次回開催は9月、詳細は下記をご覧ください)
このイベントのために、いつもスカイプやLINEなどを利用し準備をしているのですが、その中で、レズビアンマザーさんや精子提供をしたゲイの方など、たくさんの方と知り合い、それぞれの意見や考え方を聞くことができるのは、楽しいし、勉強になるし、刺激になるし、これからの財産になっていくな、と強く信じています。
そんなふうに思えるのは、僕がおのさんに初めてあった時のことに似ているような気がします。
それは、このイベントスタッフのひとりひとりの中に、他人をジャッジしたり、ものごとの良い悪いを判断するための材料を探すのではなく、純粋に『知りたい』という気持ちと、社会の中にすでにいるLGBTかぞくについて先入観や枠組みにとらわれないで考えていきたい、という気持ちがあること。
インターネットだけをみていると、LGBTかぞくに対する風当たりはまだまだ強いように思えてしまう時もあるのですが、こうやって実際に人と会って話をしていると(僕は遠隔ですが笑)、そんな逆風もするりとかわせるような気がしてくるのです。
そんなきっかけを作ってくれたおのさんには本当に感謝していて、いいご縁をいただいたなと思い、いつかこのブログで、おのさんとの出会いを書きたいと思っていました。
今回、タイトルロゴを描いていただいたことで、いいチャンスだなと思い、かなり個人的な話ではあったのですが、おのさん本人にご了承いただき、書かせていただきました。おのさん、このあたらしいタイトルロゴ、これから大切に使わせていただきたいと思います。
みなさん、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。これからもこの『ふたりぱぱ』、あたらしいタイトルロゴとともに、よろしくお願いします!
