2016年9月25日(日)
息子くんへ。
今日は、ここルレオと隣の町のピテオに住む、日本人のひとたちの集まりに参加したよ。今日で2回目の参加だけれど、みなさん、家族のように僕らを迎え入れてくれて、楽しかった。みんな持ち寄りで、日本食やケーキを持ち寄って、食べて喋って笑って過ごす午後。みつぱぱもりかぱぱも、お腹がいっぱいで動けないぐらいだよ。
ここにいるほとんどの方が、結婚してお子さんがいたり、パートナーがいたりと、この土地に住んで根付いている方たちが多くって、人の入れ替わりがはげしいロンドンとは違うなーなんて、感じてる。
そんな中、君はひっぱりだこで、ほかのおねえさんおにいさんにだっこしてもらったり、遊んでもらったりして、終始ご機嫌だったよ。そのみんなは、ここの土地で生まれ育った子たちばかり。上は15歳から下は4歳ぐらいまで。そのうちのひとりの13歳の男の子のお母さんが、
「この子、英語でしゃべる練習したいんだって」
って、いうもんだから、彼とは英語でしゃべるようにしてた。彼は父親がスウェーデン、母親が日本出身で、そのふたつの言語をすでにしゃべるけど、練習のために英語を使いたいらしい。
スウェーデンではいつから英語を勉強するの、と聞くと、『勉強するっていうか、英語のテレビドラマはたくさんやってるし、自然に聞いて覚えるけど、あんましゃべらないから』と、その練習がしたいらしい。
なるほど、スウェーデンのほとんどの人が英語をしゃべれるのにはそんなトリックがあるわけだ。
またほかの12歳の女の子は、ここで生まれ育ち、学校はもちろんスウェーデン語、家では日本語を使っているけど、『こういう場では他の日本人のひととも、意識して日本語でしゃべるように頑張ってる』と、彼女も自分の意思で、言語に対して向き合っているみたいだ。
パパたちも違う国、言葉同士のカップルだから、君が生まれてからというもの、
「息子くんにはどっちの言語でしゃべってるの?」
「将来息子くんにはどの言語しゃべってほしい?」
なんて、まわりのひとに聞かれることがよくある。でもパパたちはあんまり、それについて深くは考えていないかもしれない。
そういうカップルが親になった場合、それぞれ自分の母語で一貫してしゃべり続けた方がいいなんて聞いたことがあったけど、最初に言った男の子のお母さんはスウェーデン語・英語・日本語でしゃべってるし、それでもその子はどの言語でも理解してコミュニケーションしている。
今は、みつパパは君に基本的に日本語でしゃべりかけてるけど、ファルファル(おじいちゃん)やファルモル(おばあちゃん)がいるときは、彼らにもわかるように、英語にして君に話しかけるし、でも歌を一緒に歌うときはスウェーデン語の歌をうたってあげることもある。
全然母語で一貫してないね笑
でも、あんまりパパたちは、君が将来どんな言葉をしゃべるかどうかということに、心配をしてないし、君がしゃべりたいとか勉強したい言語をやればいいと思ってる。大事なのは君が自分でしゃべりたいと思うことだし、自然に任せようかなとは思ってる。まだ、これからどの国に住むかも決まってないしね、それにもよるだろうね。
このブログでは、基本的に未来の君にむけて書いてるけど、もしかしたら、日本語読めないのかもしれないね笑 でも君が住んでる未来は、きっとGoogle Translateの翻訳の精度も上がってたりするだろうから、ま、きっと読んでるだろうと、仮定して書き続けるよ。
ただ、せっかく他言語に触れる機会のある君だから、できるだけ、いろんな言葉だったり、違う文化に触れながら大きくなっていけるような環境を準備できればなぁなんて今は思ってる。それから先は、今日出会ったおねえさんおにいさんたちみたいに、自分の意思で学んでいってくれたら、パパたちは嬉しいと思うよ。
まだパパたちは、これから先どこに住もうかって、決めてないんだけど、とにかく、今日はたくさんの素敵な、そしてここスウェーデンに根ざして生活している家族のみなさんと会ってしゃべって、君が育つにはいい環境なんだなー、って思った。
はてはて、これから僕ら家族はどこへいくんだろうね。これを読んでる君はその答えをもう知ってるんだろうけど笑
ま、どこへ行っても仲良くいられる家族でありたいなと、思ってます。
I love you,
みつぱぱ
