2020年7月18日
息子くんへ
今僕らはテントの中。
キャンプ中ってわけだ。
海のさざ波が聞こえる。
白夜。
全く暗くなくって、みつぱっぱはなんだか眠れない。
テントは遮光じゃないしね。
でもそのおかげで、寝顔がしっかり眺められる。
半開きになったその口を見ると、
きみが生まれたばかりの頃を思い出す
そのちっちゃな口で、哺乳瓶の乳首を吸っていた。
上唇の真ん中に、吸いダコみたいなのができてたっけ。
そんなことを思い出すと、
どれだけきみがおっきくなったかって、思い知らされる。
またさざ波が聞こえてきた。
穏やかな時間。
幸せ。
と、感じながら、
幸せってなんだろう
と、不思議に思う。
でもひとつはっきりしているのは、
きみがこの世に生を受け、
ぱっぱたちのところへ来てくれたことは
奇跡であり
必然であり
愛であった
ということ。
きみは自分で気づいていないかもしれないけど、
きみは愛の塊だ。
どうやったって、きみの未来は明るい。
もし今これを読んでいるきみが、
何か不安に思うことがあったとしても、
大丈夫
すぐにその不安は無くなるよ
なんとかなるよ
きみのパッパでいられること
幸せだって思うよ
Jag älskar dig.
みつぱっぱ