2016年9月27日(火)
息子くんへ。
普段、ここで書くことは、基本的にネガティブなことはかかないようにしてる。別に、悪いことは隠そうと思っているわけじゃなくって、ただ、文字にすることで、そのネガティブさが倍増しちゃう気がするからだ。
だからって、別に毎日楽しいことだけ、幸せな気分だけで過ごしてるわけじゃないし、気分が乗らなかったり、イライラしたり、怒ったりするときだってある。今日はそんな日だった。
特に、君が生まれたことをきっかけにこのスウェーデンという国に一時的に住んでいるわけだけど、やっぱり新しい環境というのは、慣れるのに時間がかかる。いろいろと思うようにいかないことも多くて、悩んだり、ストレスが溜まることもある。
あ、でも、育児疲れとかではないんだよ。本当に。むしろ君と過ごす時間は、もう癒しの域に入ってる。君の笑顔や、寝姿で、いろいろ踏ん張れたりもする。
ただ、今日は、天気が悪いせいもあったのか、重たい空につられたように、気分も重かった。天気が悪いからと家の中にずっといたせいもあったのか、息がつまりそうになった。
雨が止んでも、その雲はひらけることはなかっけど、新鮮な空気がほしくって、君と散歩にでかけることにした。君をだっこひもにくくって、今日は君とみつぱぱとふたりでの散歩。このまえブルーベリーを摘みにいった、すぐ裏の森へと入っていった。
君は最初はきょろきょろ周りを見ていたけど、そのうち寝てしまった。みつぱぱは歩いているとだんだんと体もあったまってきて、少し体が軽くなった気がした。
30分ぐらい歩いたところで、すこし立ち止まってみた。湿った冷たい空気が気持ち良い。風はないので、寒くもない。君をだっこしてるせいもあるだろう。君は厚着してるから、寒くもなくよく寝てる。
しばらくしてまた歩き出した。秋のすこし寂しげな森の景色だったけれど、あるとき一瞬風が吹いて、黄色い木の葉がはらはらと舞うのが目に入った。とても綺麗で、不思議とまた心が軽くなった気がした。
きた道を戻るとき、ふと横を見ると、すこし開けた場所に、うっすらと靄がかかっていく様子を見て取れた。それもまた、寂しげなのに、それでいて本当に綺麗な風景だった。
空は相変わらず重いままだったけれど、そんな日だからこそ見える景色もあるんだなぁなんて思った。そして、その間じゅう、君のぬくもりを感じられていたのは本当によかった。
そんなとき(いつも思ってるけど!)改めて、生まれてきてくれてありがとうって思うんだよね。ベタでクサい言葉だけど、本当にそう思う。
これからもよろしく。
I love you,
みつぱぱ
