2019年8月14日(水)
息子くんへ。
昨日今日の1泊で、福井に旅行に行ったんだよ。いま、ちょうどお家に帰ってきたところ。そんな長い旅行じゃなかったけれど、なかなか濃い旅行になったし、その様子を書き留めておこうかな。
今回の旅行の目的はふたつ。みつぱっぱのおじいちゃんおばあちゃんのお墓まいり。お盆だからね。そう、みつぱっぱのパッパは福井県勝山市出身。そしてその勝山市には立派な恐竜博物館があるということで、きみを連れて見に行こう!というわけ。
7人乗りのレンタカーを借りて、きみ、リカパッパ、みつぱっぱ、じいちゃん、ばあちゃん、そしてきみのいとこのゆうちゃんとペイも連れていくことに。ゆうちゃんはもう車が運転できる年だから、運転の交代もできるし、ペイは小学4年生。きみがすっかり懐いたお兄ちゃんだ。
朝の4時半にみつぱっぱはレンタカーを借りてきて、朝5時半には出発。渋滞を避けるためにね、早く出発したんだ。きみはまだ寝ているところをそのまま車に乗っけて、道中の半分ぐらいは寝ていたかな。起きたら、車の中でびっくりしていたけど、前向きのチャイルドシートに乗って(スウェーデンではいつも後ろ向きだった!)、隣には仲良しのペイがいて、高速道路のトンネルを通る旅に、なんだか興奮しているようだった。
休憩込みの3時間半で勝山のお墓に到着。お寺さんの中にあるお墓にいき、みつぱっぱのじいちゃんばあちゃんにきみとリカパッパを紹介。きみもお墓のまわりにお水かけたりして、みんなで合掌。きみも真似して手を合わせる。お寺の本堂にも上がらせてもらって、住職さんにご挨拶をすませたけれど、時間はまだまだ朝の9時。そのまま恐竜博物館にいくことに。

夏休み、しかもお盆期間中ということで、覚悟はしていたけれど、案の定すごい混みよう。でも駐車場までもスムーズに入れて、チケットもあっさり買えて中へ入っていく。

中に入ると、人混みもすごかったけど、たくさんの恐竜の動く模型や化石なんかを見て、もうきみは大興奮。とちゅうで「怖くない?」と一応確認したけど、大丈夫だったみたい。途中は抱っこをせがまれたりしたこともあったけど、あとはペイと手をつないで走り回っていた。博物館の中のレストランには恐竜バーガーというのがあって、それを食べさせてあげたかったけれど、104組の3時間待ちという表示を見てあきらめました。。。

結局勝山市内のレストランに行き、名物のおろしそばを食べることに。きみはおろしがはいってないざるそばだったけれど、ものすごい勢いでそばを食べまくる。よっぽどお腹が空いていたのね。でもそのおそばを「パスタ!」っていうもんだから、じいちゃんばあちゃん、めちゃ笑ってたよ。
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みつぱっぱは名物越前おろしそばと、これまた名物のソースかつ丼を食べることに。ソースカツ丼が有名だとは知らなかったけど、美味しかったです!
そのあとは、途中のコンビニでアイスやコーヒーを買って車内で食べたんだけど、もう暑すぎて、買ったそばから溶けていってしまいそう。みつぱっぱは溶ける前に食べなきゃと必死だったよ。
ところがだ。
きみときたら、買ったアイスの袋を開けるなと騒いでいる。みつぱっぱは車を運転しててわからなかったけれど、りかぱっぱがなんだか手こずっているようだ。どうしたんだろうと、耳を済ませて聞いてみると、どうやら、このアイスを家に持って帰って、パッパふたりときみの3人で一緒に食べたかったらしい。リカパッパがどんなに「溶けちゃうから今食べないと食べれないよ!」と説明してももう無理。叫んで怒る始末。
おいおい、そのがんこさ、どこからきた・・・。
結局そのアイスは食べられることはありませんでした。涙
そして向かうは今日の旅館。これまた福井の観光地のひとつである永平寺へ。ここの敷地内にまだ2週間ほど前にオープンしたという宿に予約をとっておいたんだ。まだ真新しい木の香りとお香の香りがする旅館の名前は、永平寺 親禅の宿 柏樹関。

チェックインして部屋に入ると、広々とした和洋室はとてもおちつく雰囲気で、早起きとドライブ、恐竜博物館の人混みや、うだるような暑さで疲れたストレスを一気に取っ払っってくれた。

しかも、はやめにチェックインしたことで、坐禅の時間にも間に合った。きみはじいちゃんばあちゃんに預けて、ぱっぱふたりは軽くシャワーを浴びると、ロビー横の和室へと向かい、約1時間ほど、座禅の時間を持つことができた。
家族水入らずと言えど、7人も人間がいて団体行動するとなると、なかなか大変だ。暑さでイライラすることもあった。でも座禅の時間を取ることができて、心も体も随分リセットすることができた。特にスウェーデンを出発してから1週間。とにかくめまぐるしい毎日だったりもしたらね。
そのとき指導してくださったのは永平寺の修行僧の方。そのかたが最後に教えてくださったのが、坐禅は「調身・調心・調息」(からだ、こころ、呼吸)を整えて、毎日の生活をよりよくしていく方法のひとつ。
毎日バタバタした1週間を過ごしたあとだったから、本当にそのお言葉が身にしみました。またいつかきみと坐禅を一緒にできればいいなぁ。なんて思ったりして。

そのあとは、まだ夕食まで時間があったから大浴場にいくことに。きみとペイ、リカパッパとみつぱっぱの4人でお風呂にいく。熱いお風呂はきらいなきみ。家で35℃のお湯でいれたお風呂でさえも「あつい」と言って、絶対はいらないのに、ここの露天風呂は40.8℃。絶対入らないだろうなと思いながらも、まずは体を洗って露天風呂へ。
パッパたちは早速お湯につかって、「最高!」って感じだったけれど、きみは手をちょっと入れてお湯を確かめると「あつい!」とやっぱり言っている。でも、ペイが慣れた様子でお風呂に入っているのをみて、ちょっと入ってみようという気になったようだ。みつぱっぱが浴槽のはじに腰をかけ、足だけはいってみると、きみもおそるおそる真似をして、足湯状態に。どうやら、大丈夫のようだ。
そのうち、ペイと追っかけっこするあいだに、中までしっかり入って、胸のところまでしっかりつかる。ちょうど他のお客さんがいなくって、はしゃぎまくったペイときみ。ずっと浸かりっぱなしになっても、慣れてないきみには怖いなと思ったけど、出たり入ったりしててちょうどよかったかも。そのあいだにぱっぱたちはゆっくり入れたし。きみも、ちょっとだけあついお風呂克服したかな。
そしてお風呂に上がりには脱衣所にあったお水をいっぱい飲んで、きもちよさそうなきみ。一旦お部屋に帰って、夕食へと向かう。
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ここのお食事は和食か精進料理か選べるそうで、今回は和食をチョイス。和食のコースのなかにも精進料理がたっぷり入ってて、野菜好きな家族勢院大喜び。精進料理のレシピはここの永平寺に伝わるものを、忠実に再現してるんだって。こどもようのご飯もちゃんと松花堂弁当のように運ばれてきて、とっても美味しそう。

と、ところがだ。
この子ども用のお食事、できたてを持ってきてくださるということでちょっとだけ、遅れて運ばれてきた。そのあいだ、きみはとーーーっても大人しく座って、隣に座ってたペイとおしゃべり。いつもにも増していい子だなぁと思っていた。そしてお食事が運ばれてきて、エビフライを手づかみで一本とポテトフライ数本を食べ終わった瞬間、きみはあたまがふらふらしてきて、ぱたっと眠ってしまった!
朝、いつもより早く起き、昼寝もなしにお風呂へ入り、いろんなところでペイと駆け回っていたきみ。そりゃ疲れるよね。。。ということで、いままでご飯の途中で眠ることなんて1度しかなかったきみだけれど、もう撃沈。
仕方ない、、、とみつぱっぱが抱っこしながらご飯を食べ始めたら、従業員さんが、椅子をふたつと毛布を持ってきてくださって即席のベッドにしてくださった。なんというお心遣い。そこにきみを寝せるときみはそのまま爆睡。おかげでぱっぱたち、逆にお食事に舌鼓を打つことができた。もしきみが起きてたら、こんなに落ち着いて食べられなかったかも。笑
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あぁ、きみってなんて親孝行!
みんなで楽しくご飯を食べて、お酒も飲んで、いっぱいお話もして、お部屋に帰る。きみのお弁当は他の大人たちがちょっとずついただいて、ごはんはおにぎりにしていただいて、あとで食べさせることに。
お部屋はふたつとってあったけど、じいちゃんばあちゃんの部屋にいって、ビールを一本開けた。そのとききみはちょっと目を覚ましたから、つくってもらったおにぎりを1個まるまる食べて。また眠る。そしてそれとほぼ同時にみつぱっぱも撃沈。自分たちのお部屋に戻って、倒れこむように眠りました。
そして、翌朝。
朝食もおいしいものをいただき、りかぱっぱは朝風呂を浴び、チェックアウトをして、家族写真をとり、永平寺の山道あたりを散策して、お土産を買って、10時半ごろには出発。渋滞を避けるために午前中に出発したかったんだって。

帰り道も、ずーーーーっとペイの横に座ってはしゃぎまくるきみ。たのしくてたのしくてしょうがなかったみたい。ペイも自分が末っ子だから、年下の慕ってくれる子ができて、嬉しいみたいで、ずっと面倒をみてくれていた。

じいちゃんばあちゃんもすっかり年をとって、長く歩けなくなったり、疲れやすくなったみたいだったけれど、リカパッパときみと一緒に旅行ができて、みつぱっぱは本当に嬉しかった。いろいろとバタバタして、疲れたときもあったけど、そうやって一緒に過ごす時間が家族ってものになっていくのかななんて思ったりもした。残った思い出とともにね。
心配していた台風の影響も全くなく、事故もなく、無事に家まで辿りつき、土砂降りになったのはレンタカーを返した直後。
今日は簡単な夕食ですますとするか。
Jag älskar dig,
みつぱっぱ
