2017年7月7日(金)
息子くんへ。
快晴、青空、気持ちのいい日。そんな日の午後、きみは人生で初めて、蜂に刺された。
お家のまえのお庭に、日よけのテントがあって、きみはそのなかにいた。
パパたちはでかける準備をしているときだったんだけど、ふときみがリカパパのほうをみて、手の甲を反対側の人差し指でちょんちょんって叩くしぐさをした。
手話でいうところの”にわとり”なんだけど、きみはこれを”鳥全般”と理解して、鳥を見るたびに、『ダー』と言いながら、指をさしたりする。
また、『フォーゲル(鳥のスウェ語)ねー』ってリカパパが言いながら、ちょっと背を向けた瞬間、きみは『ふにゃー』っていう言葉とも鳴き声ともつかない声を出した。
リカパパが駆け寄ると、なんか何がおきたかわからない様子のきみ。泣くところまではいってないけれど、半泣きみたいなかんじ。
リカパパが差し出された左手をみると、親指になんだか小さなトゲが刺さってる。バラのトゲのもっともっとちいさくしたようなやつ。
そーっとトゲが残らないように抜き出したところで、みつぱぱが家の中からでてきて、ふたりでみてみる。
『あ、ヤベッ。蜂だ。。。』
ふたりで、ふっとテントの中をみると、ちっちゃな蜂が一匹止まってる。鳥のことを言ってたと思ったあの手話は、蜂のことだったのね。。。
リカパパにだっこしてもらった途端に安心したのか大泣きしはじめたきみ。ちょっとおちついたところで、ボウルに張った水で手を洗い、アルコールで消毒。針も残ってない様子。
ちょっと経つと、親指がぷっくり腫れてきた。
スウェーデンは基本スズメバチのような危ない蜂がいないって、リカパパが教えてくれたけど、アレルギーのショックでひどくなる場合もあるし、ちょっと様子をみようってことになった。
だけど、そのあとも特に異常なく、腫れも治まってきた様子。パパたちは一安心。
気をつけてはいても、こういうことがあるものだ。
しばらくたって、そのテントの中を覗いてみると、1匹の蜂が、コロリと転がっていた。そうか、ミツバチの類は、毒針を、さした相手に残すと死んじゃうんだった。
とにかく大事に至らなくてよかった。きみはこれで蜂を見るとこわがったりするようになるのかな? ま、怖がってくれたほうが、近付かないだろうからパパたちは安心なんだけど。。。
I love you,
みつぱぱ
