2019年4月10日(水)
息子くんへ。
今日は幼稚園から帰ってくると、まずはすぐにご飯をつくった。
家に帰って来たらもう5時だったものね。
ツナコーンパスタ、醤油風味。
きみはいっぱい食べた。
りかぱっぱは今日ちょっと遅かったから、さきにふたりで食べてたんだけど、
顎に醤油がついてかゆいというので、キッチンペーパーでふいてあげた。
そのとき何枚かだしちゃったので、適当に折ってきみのお皿の横に置いておいたら、
突然その一枚を取り出し、みつぱっぱのほうに差し出し、なにか言っている。
なんて言ってるか最初はわかんなかったんだけど、そのうち、
「ORIGAMI!」
って、言ってるんだってわかった。
どうやら、きみの発音、日本語の『折り紙』じゃなくて、
『が』のところにアクセントつけてしかも伸ばす感じの、こっちの人がいかにも言いそうな発音で言ってたからわかんなかったのよ。
「おりがーみ!」ってかんじね。
とにかくその、紙で折り紙しろっていうもんだから、
適当に三角にして折ったら、おおよろこび。
そして、折り紙で遊ぼうとか言いだすもんだから、
「ごはんたべて、ごちそうさましてからね」
と、言ってたしなめると、
「オーケードー」
と言って、そそくさと残りのパスタを食べ、
手を合わせながら、
「あーしたー」(ごちそうさまでした、って言ってるつもり)
て頭をペコっと下ろして、みつぱっぱの手を引っ張った。
「みつぱっぱまだ食べてる」
というと、
「えー。まなまな?」(まだまだ)
って、口をトンガらがせながら、一応待ってくれた。
そして、みつぱっぱもごちそうさますると、ふたりでいそいできみのお部屋へ。
このまえ、日本のきみのいとこがわざわざ送ってくれた、恐竜折り紙をあけた。
そして、ふたりで、ちょっとずつ折った。
そしてそのうちリカパッパが帰って来た。
リカパッパはとりあえずごはんを食べ始めたけど、
きみはそのリカパッパのところへかけていき、
「オリガーミ、ヤーパンスク!」
と、叫んだ。
日本の折り紙やってるよ、とでも言ってるのだろう。
そうか。。。
なるほど。
このまえ、幼稚園で日本の文化を紹介した日があって、
それをちゃんとわかっていたんだね。
みつぱっぱ、超うれしかった。
あのときは、きみはきっとなにするかわかってなかったのかもしれないけれど、
幼稚園の先生が一緒に、パッパが作った折り紙を紹介してくれたことが、
どうやら、きみも嬉しかったのかな。
そのときの写真をみても、きみ嬉しそうだったもんな。(写真はこのリンクから見れます)
あのときは、みつぱっぱ、なにか持たせなきゃ、ぐらいなかんじであの折り紙を持たせたんだけど、
もしかしたら、あーやってみんなに自分のルーツに関係する文化を紹介することで、
アイデンティティを形成したり、それにあわせて自信を身につけたりするのかな、
なんて、思ったりしたよ。
いつもきみとおしゃべりしても、どうしてもスウェーデン語のほうが強かったりして、
たまにみつぱっぱは寂しくなったり思うこともあったのだけど、
少しでも、そういうルーツを感じてもらえていたのなら、これほど嬉しいことはない、
そんな風に思いながら、恐竜4頭つくったよ。
Jag älskar dig,
みつぱっぱ
