2019年10月24日(木)
息子くんへ。
ここ最近、パッパたちがきみになにかして欲しい時に、使う手がある。
トイレにそろそろ行ってほしいとき、
歯磨きして欲しい時、
着替えの時、
「トイレにいきなさい」
とか、
「歯磨きの時間だよ」
とか、
「ほら、お出かけ前にトイレいっときなさい」
って、言ったって、きみは逆に
「ネイ」
っていうだけだ。
だけど、何かの拍子に、
「じゃ、パッパが先トイレいっちゃうよ」
と、言ったら、なんか悔しかったのか、きみは真っ先に走り出して、
自分でトイレに座った。
「ヤー、ヴィンネー!」
(僕の勝ちー)
それ以来、トイレに誘う時、着替えさせる時、歯磨きのときは、
「じゃ、パッパが先にやっちゃお!」
って言うと、きみは
「ヤー、ヴィンネー!」
って、言って、真っ先にそれをやろうとする。
競争だ。
競争好きなのね。
おかげで随分、楽になった笑
ただ、そのせいというかおかげというか、きみは
「ヤー、ヴィンネー、アルティッド!」
(僕はいっつも勝つんだよー)
っと、言い張っている。
そして、今日の夜、事件が起きた。
いつものように、夜寝る時間。
歯磨きも終えて、そのあとはパジャマに着替えるって時。
きみのパジャマを出して、きみがそれを着始めるのを見たみつぱっぱ。
あー、ちゃんと着てるなー、
なんて思いながら、自分もパジャマを取りに行き、
なんの気なしに、パジャマを着て、寝室を出たら、
そこには、ズボンを履くのを手こずっているきみの姿。
そしてすでにパジャマを着た、みつぱっぱの姿を見たきみは、
その動きを急に止め、
口がへの字口になり、
我慢しながらも少しずつ目に涙を浮かべ始める。
小さな声で、
「ヤー、ヴィンネ。。。。」
って、言ったかと思うとそこから大泣き。
「ヤー、ヴィンネー!ヤー、ヴィンネー、アルティーーーッド!」
といって、なき崩れ、床に突っ伏した。
「あー、ごめんごめんー」
ってみつぱっぱ謝ったけど、時すでに遅し。
いや、ほんと、そんなつもりじゃなかったのよ。
うっかりしてただけ。
でも、そのあと、ちょっとクラム(ハグ)して慰めたけど、
全然泣き止まない。
泣き続けるきみをよそに、そのままパジャマを着せていったんだけど、やっぱり大泣き。
でもね、パッパは思うんだよね。
人間万事、負けるが勝ち。
勝ちしか知らない人間はね、つまらないよ。
勝ってると思ったら、もうその時点で負け、な気がするんだよね。
人生はね、勝ち負けじゃないのよ。
ま、勝つことも大切だけど、負けることもそれと同じぐらい大事ってこと。
わかるかなー、
わっかんねーだろうなー、
って、思いながらも、そんなことを泣き続けるきみに言いながら、パジャマを着せたよ。
おっきくなってから、わかってくれればいいや。
Jag älskar dig,
みつぱっぱ
