ゲイパパが歌う子守唄、君があわせて歌ってくれた日。

ゲイパパが歌う子守唄、君があわせて歌ってくれた日。

2016年10月27日(木)

息子くんへ。

 

今日はまたひとつ書き留めておきたいことがある。生後6ヶ月の君はうたを歌い出したということ。もちろんそんな音程があってるとか、歌詞をつけて歌うとかはもちろん無理だけど、君はたしかに歌ってた。

 


 

 

今日は、夕方頃から君はご機嫌ななめで、ミルクを飲んでも途中でやめてしまったり、いやいやとのけぞったりしてた。眠いのかなと、だっこしても寝ないし、いつものモーターバイクに乗せても、しばらくするとなんだか嫌がる。

 

夜寝る前のミルクにいたっては、完全拒否。確実にお腹が空いてる時間のはずなのに。そのままベッドに寝かせても、やっぱダメ。

 

なんとなく、テンションが高いというか、ちょっと興奮気味のムードだったから、とりあえず、落ち着いた方がいいのかなと思って、君のお気に入りのポジションでだっこをして、背中をトントンして、君の好きな子守唄をうたうことにした。

 

そのうたはふたつあって、ひとつは、”ゆりかごのうた”

そしてもうひとつは、古謝美佐子(こじゃ みさこ)さんの“童神(わらびがみ)”といううた。

 

どちらのうたも、みつぱぱは君が生まれてすぐの時から歌ってるうただ。正確に言うと、もっと他にもいろんなうたを歌ったりしていたんだけど、このふたつを歌うと、だいたい君はすーっと寝てくれたから、結果的にこのふたつのうたが残った。

 

童神はもともとみつぱぱが好きだったうただったんだけど、君が生まれたばかりの時にこれを歌ってみると、その歌詞がほんとうに素晴らしすぎて、泣きそうになった。

 

みつぱぱにとってのその歌詞は、生まれたばかりの君に誓う言葉であったり、君のことをどれほど愛おしいと思っているかを、これ以上ないぐらい代弁してくれていて、それを歌うたび、歌詞をかみしめて歌っている。

 

君はそれを知ってかしらずか、この半年、心地よく聞いてくれている。もちろん古謝さんのような素晴らしい声では歌えないけれど。

 

そして、ここ最近気づいたことがある。

 

ここのところ、スウェーデンのうたも歌うようにはなっていたんだけど、このゆりかごのうたと、童神を歌うときだけ、君が声を出すようになっていた。

 

それは他の時間に出すしゃべるような声と違って、「あーーーー、うーーーー」とか、とても長い声。さっきも言ったとおり、歌詞や音程があるわけではないけれど、歌ってるのかなって、数日前からリカパパもそれに気づいていた。

 

 

そして話は戻って今日の夜。

 

 

そのちょっと前まで、興奮気味にいやいや状態だった君が、君の好きなポジションで、ゆりかごのうたを歌いはじめると、ぱたんと静かになり、頭をみつぱぱの左肩にもたせかけた。

 

そして君も、君が最近そうしているように歌い始めた。でも今日は、ある一定の長さをみつぱぱの声に合わせて伸ばしているようで、童神になるころには、ほんとうに一緒に歌っているようだった。ほんとうに。

 

リカパパもおもわず笑ってしまうぐらい、みつぱぱの声に合わせて君は声をだすものだから、ほんとうに嬉しかった。

 

童神を歌い終わる頃には君はすっかりしずかになっていて、まだ目は開いていたけれど、そっとベッドに寝かせてみた。そして、しばらくすると、君はすーっと寝てしまった。

 

 

 

きっと耳慣れたうただってのはあるんだろうけど、実はこの2曲をうたってるときは、それを歌ってるみつぱぱも、なんだか心が落ち着くんだ。

 

特に君を抱きながら童神を歌っているときは、君が生まれてきてくれたことへの奇跡や、それに対しての感謝の念がどんどん湧いてきて、とっても幸せな気分になるし、もしかしたら君もそう感じてくれているのかななんて思ってる。

 

そして今思うのが、きっとパパたちが、疲れていたりイライラしたりしたら、君もそれを感じ取ってしまうんだろうし、もしパパたちがこころゆったりと、落ち着いていたら、君も落ち着くんだろうなということ。

 

パパたちも、そして君も好きなうたと出会えて、よかったなって思う。

 

これをいつまでうたっていくのかな。でもたとえいつか君への子守唄として歌わなくなったとしても、この歌詞に込められた思いはいつまでも持っていこうと思ってるよ。

 

生まれてきてれて、ほんとうにありがとう、の気持ちだ。

 

I love you,

みつぱぱ