2018年8月8日(水)
息子くんへ。
今日は幼稚園のお迎えから帰ってきて車を駐車場に停めると、そのままお散歩に行くことにした。
「スコーゲン(森)いく?」
って聞いたら「ネイ」って言われて、
「じゃ、ストランデン(砂浜)いく?」
って聞いたら「やー!」だって。
家の前の湖に沿って伸びる遊歩道をちょっとだけ歩くと現れるちいさな砂浜。
そこにつくと、きみは早速小さな水たまりに思い切り飛び込んだ。
あ、いや、正確にいうと、一瞬ためらって、みつぱぱの顔をちらりとみては、
(やっていいかなぁ?)
と、顔色をうかがってきたので、それをみたみつぱぱは、まいっか、という気分になって、何も言わずに首を縦にふったんだった。
その直後から、きみはなんども水たまりに飛び込んだり、
湖の波打ち際を、水しぶきをたてながら何往復も走り回った。
そのうちみつぱぱは水際からちょっと離れた、少し芝生が見えるところに腰を下ろした。
きみもついてきた。
濡れて泥だらけのズボンで、まとわりついてくる。
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きみの湿ったズボンや靴がパパの服にもついてちょっと冷たくなってきた。
ほんの一瞬「汚れちゃう!」と思ったけれど、その次の瞬間には、
「いつから自分はこんなちっちゃな汚れを気にするようになったんだろう」
と、泥だらけのきみを見てなんだか可笑しいきもちになった。
むかしはみつぱぱだって相当泥だらけでお家に帰ったのにな。
もちろんその分お洗濯だってしなきゃいけないわけだけど、
それよりもきみといっしょに、砂まみれになってるってのが、ちょっと開放感になった。
きみは相変わらずみつぱぱにくっついてドタバタしてる。
お腹に座ってトランポリンみたいに上下にジャンプしたり、
みつぱぱの足を左右に動かしたり、
またみつぱぱの上に乗っかってきたりしてる。
とにかくくっつき虫。
でもなんだかその瞬間が愛おしくなって、なんの気なしに、
「Jag älskar dig (ヤーエルスカデイ)」(I love you)
って言ったら、きみは一瞬その動きを止めてみつぱぱの顔を見た後、
ちょっとだけ、恥ずかしそうな笑みをこぼして、その顔をみつぱぱのお腹にうずめた。
ちゃんと意味わかってんのかな。
どうなんだろう。
でも、とにかくこの一瞬一瞬のときを、忙しさや日々の大変さに埋もれさせたくないなって改めて思ったら、
いつもにも増して、幸せな気分になったよ。
ありがとう。
Jag älskar dig,
みつぱぱ
