ノーとはいえない、ひいおばあちゃんのあめちゃん

ノーとはいえない、ひいおばあちゃんのあめちゃん

2017年2月24日(金)

息子くんへ。

 

今日は久しぶりに、北極圏のなかにあるストゥーガン(サマーハウス)にきている。この前もキルナで会った、リカのいとこ家族がきているということで、この週末だけ一緒に過ごすことにしたんだ。

 

ちょうどそのストゥーガンにくる途中にはガンメルモルモル(ひいおばあちゃん)が住んでるので、ちょっと寄ることにした。

 

お昼どきだったこともあって、一緒に近くのレストランでランチをしたんだけど、ちょうど食べ終わってコーヒーを飲んでる頃、お店の人が気を利かせて、きみにあめちゃんをもってきてくれた。そんなにおっきくないけど、ぺろぺろキャンディタイプのやつ。

 

「あー、まだこんな砂糖の塊は食べさせるつもりはないんだけどな〜」

 

と心のなかで思いながら、リカパパと目配せすると、リカパパも同じようなことを考えてるってことがすぐわかった。

 

シュガー中毒な子どもにはしたくない。と常々はなしてるからね。しかも、まえに書いたけど、歯のケアは絶対に厳しくしていくと誓ったみつぱぱだから、あめなんて、まだ一歳にも満たないのにとんでもない!って思ったんだよ。

 

でも、そんな心の内はさりげなくしまって、お店の人に笑顔でお礼を言うと、そろそろ帰る頃だと思って、みつぱぱは、トイレ行った。そして戻ってくると、なんと、

 

?きみ、あめちゃんうれしそうにぺろぺろしてる!!!!!?

 

もう、それはそれは美味しそうに、うれしそうになめてたよ。?

 

だいたい予想はついたんだけど、後で聞くと、みつぱぱがトイレ行ってる間に、ガンメルモルモルがパパッと開けて、あげちゃったらしい。

 

またりかぱぱはそれを眺めつつも、「やめてー」ともいえず、その流れにまかせてしまったらしい。でも、まあ、みつぱぱがそこにいても、「やめてー」とはいえなかっただろう。

 

ガンメルモルモルの優しさを、なんだかむげにもできないし。

 

とりあえず、3分ほどきみがあめちゃんをなめなめしてるのを見届けると、そろそろ帰りましょう〜って雰囲気で、あめちゃんをとりあげ、くちゆすぎ的にコップに入ったお水をきみに飲ませ、そそくさと帰り支度。

 

うーん。あめちゃんの甘さ、覚えてないといいけどなー。。。

 

ということで、きみはきょう人生初のあめちゃんを体験しましたとさ。

 

 

I love you,

みつぱぱ

 

 

ps、昨日あたりからうんちがまた、固形に戻ってきたよ。そういえば、きょうの午前中は定期検診にいったんだけど、やっぱり上の歯がちょうど出始めてきてるっていうのももしかしたらうんちがやわらかかった原因かもって言われた。とくにお腹がいたいとかってわけじゃないし、大丈夫そうだね。身長・体重・頭囲ぜんぶ、ちゃんと平均の成長曲線にそって、育っていたよ。よかったよかった。