2017年6月5日(月)
息子くんへ。
昨日今日ととっても天気のいい日。気温は12〜3度といったところだが、風さえ吹かなければ寒くない。半袖で、肌がじりじりいうほどの日差し。
こんなにお天気のいい日は、やっぱりお洗濯が気持ちいい。
冬のあいだはいつも部屋干し。湿度は低いからすぐ乾いちゃったりするけれど、やっぱりお日様にあてたほうが、なんかきもちいい。
昨日今日と二回ずつ洗濯機を回して、お庭に干す。
もうすっかり芝生は青々と茂って、その上で洗濯物を干す。
ちょうど、おっきいシーツなんかも干したもんだから、そのまわりでちょこちょこ遊んでるきみが、おもいがけず『いないいないばあ』なんかをやりはじめたりして、ちょっと楽しい。
青い空、白い雲、緑の芝生、そして洗濯物、そして子どもの笑い声。。。
なんか一昔前の、コテコテの洗濯洗剤のCMみたいだなって思って、
『なんか全然オレのキャラじゃねー!』
って思って、ひとりで笑ってたわ。
そして、午後になって、夕飯前、洗濯物を取り込もうとしたとき、きみはなんだかとてもくっつき虫のかまってちゃん。
それでも洗濯物を取り込み続けていると、今度は取り込んだ洗濯物を、洗濯物入れから器用に出して芝生の上に落としていく。。。
やめて〜と思いながらも、リカパパはごはん作ってるし、ファルモルは庭仕事をやってる。ああ、助けはもとめられない。
「もうあと1分待ってくれれれば、ちゃちゃっと取り込んで、おうちにはいってきみと遊んであげられるよ」
と、いったところで、きみには通じない。抱っこをせがみ続けるきみ。
朝の洗濯洗剤のCMのキラキラ感はどこへいってしまったのか。『1分待ってくれれば済むものを、さらに時間がかかるわい』と、ふてくされながら、きみをだっこするみつぱぱ。
そして、もちろん、きみは洗濯物をつかむ。若干手が汚れてるのが気になるが、まあよしとしよう。しょうがない。。。
と、次の瞬間、きみはひょいっと体を伸ばし、その手にもった洗濯物を、地面に置いてあった洗濯物入れに、ぽいっと投げ込み、うまくはいった!
『おや?これはもしや!?』
と思ったみつぱぱ。別の洗濯物の洗濯バサミだけ外して、そのはじっこをきみに持たせて、
「1・2・3!シュッ!!」
というと、きみはすごい勢いで、ズバッとせんたくものを引きずり下ろす。そして、パパが洗濯物入れに近づくと、きみはぽいっと手を離す。
そして、それを続けるごとに、もうきみはなにがおもしろいのか、ケラケラケラケラ笑ってる。
途中、もう興奮しすぎて、きみはじょうずに洗濯物入れに入れられなくなってきて、落とさないようにするのが大変なぐらい。
でもなんとか無事に洗濯物を全部取り込んで、お家の中へ入ることができた。
ずっと抱えてなきゃいけなかったのは、結構大変だったけど、それでも、きみも楽しかったみたいだから、何より。パパとしても、きみが『お手伝い』してくれて、助かったよ。
家事ときみの相手をしなきゃいけないときは、なんかこうやってゲームっぽくできたら、楽しいかもね。
I love you,
みつぱぱ