ひとり育児でてんやわんやだったけど、君を独り占めして充実した日。

ひとり育児でてんやわんやだったけど、君を独り占めして充実した日。

2016年10月14日(金)

息子くんへ。

 

今日は丸っと1日、君はみつぱぱとふたりだけで過ごすことになった。ほかの家族のみんなは、車で3時間ほどかかるマルメという街に用事があって、出かけていた。

 

これを書いてる今は、ほんとうに充実した日だったなって思うし、君を一日中独り占めできたことが嬉しくってたまらない。でも、午前中はちょっと大変だった。

 

 

今回ここイェーテボリに来たのは、あるお祝いのためなんだけど、そのパーティが明日ここリカの妹、つまり君から見てMおばさんの家である。

 

そのパーティで出す料理の下準備を全部じゃないけどいくつか任されていたみつぱぱは、その料理をしながら、洗濯をして、君が起きたらごはんをあげて、君が退屈したら、キッチンでへんな踊りを踊りながら君をあやして、また料理の続きをして、午後はでかけたかったから、そのおでかけの準備をしたりした。

 

あぁ、ひとりで育児をするってこんな感じなんだなって、思った。

 

パパたちはふたりで一緒に育児休暇をとって、最初の1年を君と過ごすことを決めた。しかもファルモル(おばあちゃん)とファルファル(おじいちゃん)と住んでるから、ちょっと料理したいときとか、ちょっと何か家事をしたいときとか、ちょっと何か長くなりそうなトイレのときとか、

 

「ちょっと、この子みといてもらえます?」

 

ってことができてきた。

 

でも今日の午前中はそれができなかった。君が寝ている間はなんでもできるけど、一度君が起きてしまうと、なかなか何かを集中してするということができない。料理の途中で君が起きると、その料理を中断しなければならない。

 

別に、これを書いてるのは、君がいると大変で、家事ができやしないということを言いたいわけじゃないんだ。

 

パパたちは君を家族として迎えいれてからというもの、とてつもなく恵まれた環境にあったということに、気付かされた気がしたんだ。

 

それは前から分かってはいたけど、家事をしながら、1歳未満の子のケアをするというのは、これほどのことなのかと。これほど今までに体験したことのないスキルを求められるのかということを実感したんだ。

 

もちろんそれは無理なことではないのかもしれない。というかほとんどの場合、片方の親がそうしているだろう。両親が同時に育児休暇をとるというのは、男性の育児参加が増えているここスウェーデンでもほとんどないらしい。両親が交代で育児休暇をとるからだ。

 

でも、ひとりでこどもと家にいるというのが、これほどスリルがあって、心に余裕がなくなる感じになるのかというのを、体験してみて、これを毎日一定期間続けてすると思うと、えらく大変なことのように思えた。体力より精神力だ。

 

もちろんパパたちはたまたまそれができた恵まれた環境にあった。いくら時代が進んだ2016年であっても、こんなケースは多くないかもしれない。

 

でも、君がこどもを持つ頃、最初の1年、いやせめて3ヶ月間だけでもいいから、両親が一緒に育児休暇をとれるような環境ができていたらいいなとおもう。そうしたら、こどもと過ごす最初の一年が、どれほどかけがえのないもので、愛おしいものになるか、心に余裕を持って体験できるとおもう。

 

ところで、午後は遅くなってしまったけど、2時半頃からイェーテボリの中心街へ君とふたりでお出かけしたよ。街中の石畳みの上を進むベビーカーはそうとう気持ちいい揺れだったみたいで、君はほとんどベビーカーの中で寝ていた。

 

風邪気味の君が少し心配だったけど、家にこもっているより、よかったと思う。家にいたら、逆にこんなに寝ていなかったと思うよ。相変わらず鼻水は止まらないみたいだけど。。。

 

とにかく、バスに乗ったり、イェーテボリ名物の路面電車に乗ったり、外でご飯を食べたり、カフェでまったりしたり。君とふたりで過ごした、外の時間はほんとうに、リフレッシュできた。午前中頑張った甲斐があったよ。

 

君とずーっと一日中一緒にいられたのは、ほんとうに幸せな気分になった。

 

今日はまたゆっくり休んでね。あしたはパーティ、忙しくなりそうだよ。

 

I love you,

みつぱぱ