2016年10月22日(土)
息子くんへ。
今日は近くに住んでるリカパパの弟、Hおじさんが、夕食に招待してくれた。野生のエルク(ヘラジカ)の肉が手に入ったとかで、それを調理してくれたんだ。
Hおじさんがつくってくれたローストビーフならぬローストエルク。75℃という低温で15時間かけて焼いたものだって。さすがに君はまだ食べられないけど、パパたちはとってもおいしくいただいた。もうちょっと大きくなってからだね。
ファルモル(おばあちゃん)やファルファル(おじいちゃん)もいて、楽しい食卓だった。そのときふいに、君がアメリカで生まれたときの話になって、みつぱぱのiPhoneに入ってた写真を見返したりしてた。
もうそれは半年前で、君の顔は今と全然ちがくって、足なんかもものすごい細くって、こんなにちっちゃかったんだなーって、改めて思った。身長はその間に約20cmも伸びていて、体重は約5.5kgも増えている。
おむつだってものすごいちっちゃかったのを思い出して、この半年で4つめのサイズのおむつになってることに改めてびっくりした。
こうやって君が生まれたときの写真を見返していると、あのときの感動というかこころの動きが蘇ってくる。でもその蘇ってきたものは再体験するというより、そのときのことを少し客観的に見れる感じだった。
やっぱり君が生まれたばかりのときというのは、その感動があまりにも大きすぎて、自分の中で整理しきれないほどの気持ちがあったんだと思う。君が本当にこの世に生まれてきてくれてくれた奇跡を処理しきれないくらいの感動だった。
よくまわりのひとに、きみが生まれたばかりのときにその感想を聞かれたけど、うまく言葉で答えられなかったのはそのせいなんだと思う。だから今になって、その喜びや感動を客観的に捉えることによって、それが何倍にも増幅されてるかんじすらしてる。
そして生まれたばかりの赤ちゃんが、こんなにも早いスピードで成長するなんて、知らなかった。あんなにちっちゃい時期っていうのはほんとうにあっという間に過ぎてしまうなんていうことも。
君が生まれてからたくさんの写真やムービーを撮った。それはほんと良かったと思ってる。もっと撮っとけば良かったとおもうくらいだ。でも、それと同時に、後で見返す写真やムービーじゃなく、ちゃんと君と触れ合って、“いま”を生きている君を見届けたいとも思ってる。
その生まれたばかりの時期があっというまにすぎてしまったように、“いま”という時間もきっとあっというまに過ぎ去ってしまうんだろう。
これから先、君はもっとハイハイをはじめ、歩き始め、おむつもとれて、たくさんしゃべったり、いやいやばっかり言うようになったり、反抗期も迎えるんだろう。
だから写真やムービーを見て、「あのときはかわいかった」と懐かしむだけじゃなく、その一瞬一瞬の君を、きちんと受け止めながら、君がひとりだちするその日まで、陰で支えていければいいなと思ってる。
毎日育児をして過ごしていると、どうしても毎日が同じような繰り返しになりがちではあるけど、たった半年前の写真を見返したことで、毎日一緒じゃないんだなって思ったりした。
だからまた明日から、1日1日を大切に、君とリカパパとそして他の家族のみんなと、過ごしていければいいなと思ってる。
I love you,
みつぱぱ
PS。今日の上の写真は、君を見つめるHおじさんだよ。Hおじさんも2ヶ月後にはパパになるんだ。君のいとこがまた増えるんだよ。楽しみだ。
