2018年8月20日(月)
息子くんへ。
今日は、一年間通った幼稚園のさいごの日。
あしたからは、引っ越した先の近所の幼稚園に行くことになっている。
先週からそのことをきみに伝えてはいたけれど、
まだまだその意味を理解していないようだ。
ほんの半年ぐらいまえまで、朝送るとき、パパが行こうとすると泣きそうになっていたのに、
今朝なんて、バイバイも言わずに朝食に向かう子どもたちの列に入っていったきみ。
夏休み明けになって、クラスメイトの顔ぶれも代わり、新しいお友達がいっぱいできたきみ。
なんだかパパの方がせつない。
そして今日、みつぱぱがお迎えに行くと、きみがお部屋の中にいるのが見えた。
でも、お外には馴染みの先生方がいらっしゃった。
夏休みまえまで、きみのいる『松ぼっくり組』を担任していてくださった、先生方だ。
「今日でここの幼稚園、最後なんです」
というと、P先生がハグしてくれて、そのあとM先生、C先生もそれにつづく。
この1年、きみがお世話になったお礼をみつぱぱが伝えると、
ちょっとみつぱぱ泣きそうになってきちゃった。
一年まえは、みつぱぱこんな風にスウェーデン語も喋れなくて、英語で対応してもらったり、
こっちの幼稚園のやり方、みたいなものも全然馴染みのないパパふたりだったけれど、
その都度、いろんなことを優しく教えてくださって、
パパがふたりの家庭という、まだ珍しいだろうカタチの僕ら家族を、
なんの気兼ねを感じさせることもなく、接していただいた。
きみがお世話になっただけじゃなく、パパたちがいっぱいお世話になったなぁ。
と思うと、また一段と感無量。
そういうとき、そういう気持ちは空気伝染するものなのか、
先生方も、ちょっとウルウルなご様子。
小雨がぱらつく空模様で眩しくなんかないのに、サングラスをかけなおしたりなんかして。
もう一度、改めてお礼を言って、中に入る。
きみは案の定、いつもと同じテンションで、なかなか帰りたがらない。
最近仲良くなった女の子が、ちょうど帰るところで、その子にハグをしてバイバイをしたきみだけれど、
やっぱりいつもと同じテンション。
そしてまだ帰りたくないって。
しばらく一緒に遊んで付き合って、ようやく上着を着て外にでた。
そこにはさっきの3人の先生方が。
もちろん、きみのお気に入りの先生方だ。
そぼ降る雨の中、きみは先生がたと、一人ずついつもより長めのハグをした。
後ろ髪をひかれる思いとは、こういう気持ち。
なんども「ヘイドー」って言いながら、その幼稚園をあとにした。
寂しい気持ちがいまはあるけれど、
でもまた明日からはあたらしい幼稚園に行くのだ。
そこには、またあたらしいお友達がいっぱいいるだろうし、
優しい先生もいて、
あたらしい思い出ができるだろう。
それは楽しみなことだ。
きみも、あたらしい幼稚園、また同じように好きになってくれるといいなぁ。
Jag älskar dig,
みつぱぱ
ps上の写真は、最後に作っていただいた写真のコラージュだよ。ちょっとした卒園アルバムみたいだね。
