トナカイの大群と、芋畑と、初癇癪と。

トナカイの大群と、芋畑と、初癇癪と。

2017年6月10日(日)

息子くんへ。

 

昨日からサマーハウスに来てる。

 

今朝はきみの方が早起きで、まだ寝ていたかったパパ達は起こされて、ものすごい眠かったけど、窓の外を見て、一気に目が覚めた!

 

 

 

トナカイの大群がそこで寝てる! 数えたら25匹ぐらい!

 

おもわずみんなで外に出て、すこーしずつ近づいたりして、トナカイたちを観察。ところが、きみは意外とノーリアクション。あんまり興味ない感じ。

 

いつも犬・馬・猫・鳥を見ると、大はしゃぎするのに、この25頭のトナカイには目もくれない。笑

 

しばらくすると、トナカイたちは森の中へ、消えていった。

 

そのあと朝ごはんを食べて、コーヒーを飲んで、近くのひいおばあちゃんちにいく。

 

そこで、またジャガイモ畑の準備。畑を耕して、雑草抜いて、畝を作って、種芋を植える。一番はしっこは、イチゴも植えた。もうちょっとしたら、たくさんイチゴもなって、たくさん食べれるよ。

 

 

普段はこのおばあちゃんちも空き家だけれど、お家やお庭をファルモルたちと一緒にお掃除して、夏仕様に。

 

お昼は外でバーベキューしたハンバーガーとソーセージ、夜はファルモルとファルモルの妹ふたりのお手製シーフードグラタンで、腹ごしらえもした。

 

 

そして、夜。また、滞在してるサマーハウスの方へともどってきて、きみはもう寝るだけ。

 

いつも2回のお昼寝が今日は一回だったから、ずっと目をこすってるし、あくびもして、すっかり眠い感じ。はやく寝てくれるだろうなと思った。

 

ところがどっこい、全然きみは寝たくない。どうやら眠すぎて逆にハイテンション。

 

叫ぶ、ベッドから降りる、外へ行きたがる。(ま、そりゃ夜9時だったけど、そとまだまっ昼間なかんじだものね)

 

「そとはいかないよー、もうねんねだよー」

 

と言っていたら、文字通り、癪にさわったのか、そこからギャン泣き。

 

いつもだったら、それでもだっこして、背中トントンで収まるところが、どんどんギャン泣き。鼻水よだれまみれの顔をパパの肩に擦り付けては、泣き続ける。

 

それに、鼻水が喉の方まで、いっちゃうようで、それで、またむせて咳をして、嗚咽を絞り出すように、鼻水と一緒に吐く。

 

その鳴き声と言ったらもう初めて聞くぐらいの癇癪。

 

ちょっと、落ち着かなきゃ、空気を変えようと思って、そとに出る。

 

すると、一瞬泣き止んだかと思いきや、やっぱり、ギャン泣き。森の向こうまでこだまするほど、泣きわめくといった感じ。

 

それでも、だっこして、芝生の上をしばらく散歩したら少し落ち着いてきた。まだひくひくしてるけど。

 

家の中に入ると、みつぱぱとリカパパと一緒にベッドに横たわる。どうやら、これで、大丈夫なようす。

 

パパたちふたりも、今日は力仕事したのもあり、すっかりぐったり。そのままきみと夢の中。

 

あぁ、やっぱり、きみに泣かれるというのは、つらいよ。しかもなんで泣いてるのかパパたちにはわからなかったし、もうきみ自身も、なんで泣いてるのかわからないってかんじだったと思う。。。サマーハウスに来て、楽しくって、ちょっと刺激がたくさんで興奮しちゃったかな。。。

 

明日はちゃんと、お昼ね二回しよう。

 

 

I love you,

みつぱぱ