ヨガ?とプライド?

ヨガ?とプライド?

2017年6月16日(金)

息子くんへ。

 

さて、今年もルレオプライドがやってきた。7.5万人ほどの地方都市ながら、ここ最近は五千人以上が参加するというプライド。

 

去年はきみが生まれて初めてのプライドだったからとても印象深かった。今年は、2年目ということで、ただパレードを歩くだけでなくなにかできることはないかと思って、ヨガをやることにした。

 

3日間のプライドのうち、初日の今日、メイン会場となる公園でヨガを教えてきた。


天気は最高のコンディション。芝生の上でやるヨガは気持ちいい。

 

なにより嬉しかったのは、やってる最中に、僕らのヨガを見ていた周りのひとたちがどんどん、その場で体を伸ばし始めたりしていったことだった。

 

高校生の男の子5人ぐらいのグループなんかすぐ近くまで来て、一つのポーズをいっしょにやったりもした。

 

見ていて、気持ちのいいもの、気持ちの良さそうなものというのは、みんないっしょにやりたくなったり、おもわず参加したりしちゃうものなのかもしれない。

 

これって、ほんとプライドの趣旨と同じようだなって思って嬉しくなった。

 

プライドはもともと、自分たちの権利を主張するためのデモのようなものだけれど、ほかの政治的主張と違って、自分たちの権利を声を枯らし怒りを撒き散らして叫ぶようなものじゃない。

 

プライドパレードは自分たち自身が楽しみ、誇りをもって、明るく、自分たちが幸せな気持ちと愛ある存在になることで、沿道の人たちにその存在を知ってもらうということからはじまったものだと、ぱぱは思っている。

 

自分自身が、優しい気持ちになる、平和になる、愛になる、誇れる自分になる、楽しい人になる、それが、周りの人に伝わっていって、その家族が、地域が、街が、そして国や世界までも広がっていけばいいなと思ったりもした。

 

ヨガとプライド、勝手に共通項を見つけて、なんだか嬉しくなったよ。

 

明日はパレードだよ。

 

 

I love you,

みつぱぱ