2017年6月22日(木)
息子くんへ。
ここ最近、なかなか聞き分けのないきみ。我がどんどん強くなっているかんじで、パパたちは結構ヒィヒィ言っている。大体こんなかんじ。
- 土を食べる
- 石を食べて歯でグリグリやる
- ご飯のときイスに座ってられるのは5分程度
- そんなに食べたくないとなると手を左右に振り乱し、机の上のお皿からなにから床に落としまくる
- イスに立つ
- イスにたってから机に乗ろうとする
- オムツ替えは嫌いだからすぐ逃げ出そうとする
- 床にこぼれた水や食べ物を犬食いする
- 家の中の観葉植物を摘んでは食べる
- パパのことを噛む
まあ、こんなとこだ。なんかもっとあった気がするけれど、今日はとりあえずこれぐらいで。
とまあ、なかなかやんちゃぶりが目立ってきたきみだけれど、今日夕食のときやっぱりイスに座っていられなく、しかたなく床に降ろすと歩きながら何か食べてたきみ。
そんなきみを見ながら、ファルモル(おばあちゃん)の言うことはわりと聞くのになぁ、なんて思い出していた。(あ、ちなみに今ファルモルは旅行中で1ヶ月ぐらいリカパパの妹の住むヨーテボリにいっていて不在。)
それと比べるとみつぱぱは最近、『もう! なんでわかってくんないんだ!』という気持ちとともに、
「インテイムンネン」(口に入れちゃダメ)
「ネイ!」(だめ!)
なんて言いながら、心のなかで、イライラしたりしてたことにも気づく。ファルモルの話し方とは全然違ったなって。そして自分もあーやってしゃべればいいのかて気付きはじめた。
そこで考えたのが言語の問題。
一般的に、両親が違う母語を持つ場合、その子供にはそれぞれの母語で話すべきだと言われている。うちの場合だったら、リカパパはスウェーデン語、みつぱぱは日本語、っていうようにね。子どもが混乱しないためにとかだった気がする。
だけど、最近はきみに話しかけるときにスウェーデン語でしゃべっちゃうことも多くなっていた。
スウェーデン語のクラスに通って5ヶ月にもなるし、ファルモル・ファルファルと同居だし、周りの人はみんなきみにスウェーデン語で話しかける。
そうすると、自然とみつぱぱもその周りの人が話す言葉を覚えちゃって、自然とスウェーデン語できみに話しかけちゃったりする。しかも子供向けの言葉だったりするから、覚えやすいし。
。。。
ということで、意識して『日本語だけ』をしゃべらないと!と思って、きみに語りかけてみる。
「◯◯(息子くんの名前)、ごはんたべる? ごはん食べるときは、イスにすわって食べるんだよ。ほら、みつぱぱもリカパパもこうやってイスにすわっているでしょう? ◯◯はどうする?」
って、きみに丁寧に聞いてみた。すると、走り回ってた足をとめ、こちらをじっとみて、聴き終わったと同時に、自分のイスに寄っていって、ゆびをさして「だーだー」という。
だっこしてイスに座らせると、すんなり座った。いつもなら、イスの両端に足を踏ん張って、『ぜってーすわるもんか!』と踏ん張るのに!
それをみて、リカパパとふたりで(ちゃんとわかってくれた!)という目配せを思わずする。
ま、そのあと、結局ごはんは食べずに、5分ぐらいで降りたいって言い出したんだけど笑、とにかく伝えたいことはきちんとお話しないとだめなんだなってことを学んだ。
本当にいつもきみには、親のなり方っていうのを教わってばっかりだよ。
そして、片親一言語のルールを徹底しないといけないんだなー、と反省したみつぱぱなのでした。
I love you,
みつぱぱ