2016年10月12日(水)
息子くんへ。
今日は昨日の続き。とうとう南スウェーデンにあるイェーテボリに着いた。18時間の長旅だったけど、寝台車のおかげでゆったりと、のんびりしながらここまでやってきた。
そして、寝台車の寝心地はとてもよかったよ、というのも、二つのベッドがある個室だったから、君はリカパパと寝てみつぱぱは一人で寝たからかも。(みつぱぱは眠りが深くて、君をつぶしちゃっても起きない可能性があるから危ないって、リカパパに言われたんだ。)ということで、みつぱぱはぐっすり寝かせてもらった。笑
僕らが住んでいるルレオからここイェーテボリまでは直線距離にして、約1,000km南にある街。日本に当てはめてみると、札幌から大阪まで南下したような感じだ。そう考えると、結構な距離。
どうりで車窓から見える周りの森の木々は、まだ紅葉が始まったばかりだし、生えている木も少し違う種類の木も多くなってきた。電車を降りても、寒さは幾分マイルドだった。
ところで今日はちょっと気付いたことがある。
朝ごはんのとき、食堂車で食べてたんだけど、食べ終わったころ、そこの係りの女性の方が仕事の合間にしゃべりかけてきてくれて、君をあやしてくれたり、とてもよくしてくれた。
それから、斜め向かいに座ってた、君よりも小さい赤ちゃんを抱いたママさんパパさんがいたんだけど、彼らが去るときは、目を合わせて微笑んで、軽い会釈を、自然とお互いにした。
そしてイェーテボリに着いて乗ったバスの運転手さん。彼は、シートベルトを締めてくださいっていうアナウンスのときに、「そこの坊やはもうしっかりパパにくくりつけられてるから大丈夫だ!」なんて冗談をマイクで言ってくれるもんだから、乗客のみなさんもこっちをみて笑ってたよ。(君はみつぱぱに抱っこひもでしっかり固定されてたんだ)
こういうふうなことって、君が生まれてから本当によくあることで、とても嬉しいこと。
君が生まれる前にパパたちが旅行に行ったりしても、知らない人とこんな風に気さくに会話が弾むということはあまりなかった。もしかしたらパパたちは知らない人といきなりしゃべり始めるというのが、苦手なほうなのかもしれないし、もしかしたらいつも難しい顔をしていて、しゃべりかけづらい雰囲気のふたりだったのかもしれない。
だけど、君が生まれてからというもの、本当にたくさんの人によくしてもらって、声をかけてもらったり、おしゃべりがはずんだり、荷物をたくさん持って歩いていると、ドアを開けてくれたりと、人にやさしくしてもらうことが多い。
きっとパパたちにやさしくしてるというよりも、君にやさしくしてくれてるんだけどね。
でもそのおかげで、パパたちはまたひとつ世界が広がった感じがするし、なにより生活が明るくなったと思う。(前がそんなに暗かったわけじゃないけどね!)
それが今日ちょっと気付いたこと。
パパたちのところに生まれてきてくれて、本当に感謝してるよ。
イェーテボリ旅行まだまだ始まったばかり。楽しもうね。
I love you,
みつぱぱ
